【とうろう流し】

皆様、こんにちは。
広島支店 荒木でございます。
暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか??

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さて、今週の木曜日は8月6日「原爆の日」ですね。
今年、広島は64回目の原爆の日を迎えます。

私は、大学で広島に出てきてから、4年間毎年、友人と「平和祈念式典」に参加していました。
そのうち、2年間は、とうろう流しのボランティアを経験させていただきました。

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8月6日の夜、原爆ドームの袂を流れる元安川で行われる「とうろう流し」は、原爆で亡くなられた方々への慰霊として始まり、今日では平和への思いを託す集いとなっています。

ご家族を亡くされたお年寄りから、とうろう流しの活動に関心を持った若い世代の方、手作りのとうろうを持ったお子さん、観光で訪れた外国人の方など、様々な方がいらっしゃいます。

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ボランティアスタッフにも、様々な方がいらっしゃいます。
大学生や、県外から広島に帰省して参加する方、中には、広島カープのファンで、試合観戦の旅行のついでに参加していた方もいらっしゃいました!!

暑い中、たくさん集まったボランティアスタッフを見て、広島人としてとても嬉しく感じました。

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戦後64年を迎え、戦争を体験した世代の方の高齢化が進んでいる中、私たちにできることは、歴史を風化させないことなのではないでしょうか??

今年はボランティアに参加することはできませんが、仕事帰りにとうろう流しを見に行こうと思っております。

皆様も美しいとうろう流しを眺めながら、平和について考えてみられてはいかかでしょうか。

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