こんにちわ。岡山ハレマチ前支社の原です。
徐々に露ざめの時期に入ってまいりました。
さすがの晴れの町もこの時期は雨が降る日が多いですね。
先日、営業外回りである企画部長さんから
よいお話を伺い、勉強しましたことを
こちらのブログにて記しておきたいと思います。
〜〜〜近江商人の話〜〜〜
近江商人は現在の滋賀県にあたるそうですが、
江戸時代よりお江戸にまで足を伸ばした行商で財をなした有名な商人です。
彼らは近江商法というものをあみだし、現在でも通じる立派な教えがあります。
近江商人の教えの中に「三方良し」という教えがあります。
「三方良し」とは売り手が良し、買い手も良し、そして社会も良し、
この三方が良しで無ければ良い商売とはいえないという教えです。
買い手は必要な商品やサービスを適正な価格で購入し満足を得られます。
売り手はその商品やサービスを売ったことに対する利潤を得て、満足を得られます。
そしてその行為は世の中の役にたっており、社会的に満足のいくものである。
これが近江商人の「三方良し」の考え方です。
すくなくとも悪徳商法や詐欺商法はこの三方の一方又は二方が良しではないという事です。
自分を殺して何が何でもお客様の為に自分が犠牲になれば良いとか、
お客様のことより自分の利益さえ確保できれば良いとか、
世の中に対して有害な商品だけれども儲かるから売っているとか、
「お客様、自分、社会」を無視した商売は顧客第一主義ではないと言うことです。
この「三方良し」を実現して、はじめて顧客第一主義が成り立つのです。
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出典|小学館 辞書
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