皆様こんにちは。岡山ハレマチ前支社の利元です。
4月に入り本格的に暖かくなってきましたね。スーツを着て外を歩いていると汗ばんでくる程です。ただ、季節の変わり目は体調を崩しやすいので、皆様体調管理には十分お気をつけ下さい。
.
さて、皆様は春と言えば何を一番に連想されますか？
私は定番ですがやはり『桜』を思い浮かべてしまいます。
綺麗に開花した桜の花を見ると、日本に四季があってよかったな〜としみじみと思います。
きっと春の陽気に桜を見て癒されているのは私だけではないと思いますが、
そんな桜の代名詞である『ソメイヨイシ』、実は日本でソメイヨシノが咲かない地域があるのを皆様ご存知でしょうか？
.
答えは…沖縄です！
実はソメイヨシノは、ある程度の寒さにさらされた後、立春からの積算温度の合計が一定の値に達すると開花すると言われています。その、「ある程度の寒さ」が沖縄には無いために、開花のスイッチが入らず、花の後で出てくるはずの葉も育たないというのです。
これは「休眠打破」という現象で、同じ理由で沖縄にはスギやヒノキの花粉が飛びにくいようです。
花粉症の方には良い地域ですね＾＾
.
ここで問題になるのが、年々加速している『温暖化』です。このある程度の寒さが足りない地域が、現状では沖縄県だけですが、このまま温暖化が進むと鹿児島〜宮崎と徐々にその地域が広がっていくと予想されています。
もしかすると、数十年後には日本からソメイヨシノが開花しない！と何とも残念な時代も来るのかもしれません。
個人で出来る温暖化対策は、出来るだけ車に乗らない、電気の無駄遣いをしないことですが、桜の開花を守るためにも今一度出来ることから取組みしたいと思います！
.
