【【初春狂言福来る!!】】

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皆様こんにちは、岡山ハレマチ支社の牧です。
東西狂言会を観てきました。
写真は、会場のロビーに飾られてた生け花です。
東西と銘うっている通り、大蔵流茂山家は京都、和泉流は東京・名古屋・金沢を基盤としています。
そんな東西が合同でどちらも観れるお得な会です。
演目は茂山家で1つ野村家で2つ行われます。
始まる前に、いつも野村萬斎さんが、全部の話を解説をしてくれるのですが、まぁいい声で分かりやすく、解説してくれて、もうそれだけでもう満足してしまう程です!!(うっとり)

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演目は1犬山伏2隠し狸3六地蔵
狂言は元は大衆向けの娯楽なので、喜劇がほとんどです。最後はドタバタで落ちがついて楽しく終ります。特に新春はその年の干支にちなんだ珍しい物を演じてくれます。

1犬山伏
檀家廻りの出家が茶屋で休んでいると、横暴な山伏がやって来て、茶屋に文句をつけ始めます。その上、態度が生意気という理由で、出家に自分の荷物を持つように迫ります。見かねた茶屋の亭主が、どう猛な犬を手なずけた方を価値として提案し、あらかじめ出家には犬の手なずけ方を教えます。出家が茶屋の亭主に教えられた経を唱えると、犬は大人しくなりますが、一方山伏が祈ると・・・。
(※出家とは、お坊さんの事です。)

2隠し狸
主人に隠れて狸を捕っている太郎冠者。噂を聞いた主人は、狸汁を振る舞おうと客を招いたと告げるが、太郎冠者が狸など捕ったことがはいとシラを切るので、それならば市場で買ってくるよう命じる。実は昨夜も大狸を捕まえていた太郎冠者は、主人に黙って売ってしまおうと市場へ行くが、様子を見てきた主人と出くわしてしまう。太郎冠者は、た狸を隠して必死に取り繕うのだが、主人に、酒を勧められると・・・。
主人と太郎冠者の絶妙な駆け引きが笑いを誘い。狂言小舞が3曲も入っていてそれも、見所です。
(太郎冠者は、召使いのような人)

3六地蔵
田舎者が地蔵堂に六体の地蔵を安置しようと都の仏師を探しに行く。すると従者のすっぱが声を掛けてきて、自分こそが真の仏師をであると偽り、翌日までには六地蔵を作ると約束して田舎者と別れる。すっぱは仲間を呼び出し、地蔵に化けて田舎者を騙すことにする。さて、翌日、田舎者が地蔵を受け取りにやって来ると、地蔵は三体しか見当たらない。もう三体はどこにと問うと・・・。

伝統の言葉遣いもあれば、現代風に変えてあり、全く知識が無くても純粋に楽しめます。

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そこで要になっているのは、「間」です。
間は、とても日本らしい文化であると思います。いかに日本人が間に対して重くをおいて入るかも、「間」を使う言葉がたくさんある事でもわかります。
日本特有の間の取り方が、伝統であっても、現代であってもみずみずしく、現代でも通じる笑いを生んでいると思いました。

どちらかといえば、間が悪い方かもしれませんが、いいタイミングで皆様にお仕事を紹介していければと思います★

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