【私のふるさと仙台宮城Vol.2】

こんにちは、加藤です。暑い日ざしと思ったら、激しい雨と雷がやってくる、そんな不思議な天候が続いています。涼しいのか、蒸し暑いのか、気温の変動も激しく、体調管理が難しいですね。

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さて、今回は、宮城における「日本酒」です。
宮城での消費量は差ほどではないですが、米どころと山々に囲まれた地形(からくる雪解け水)もあって、酒造りでは歴史があります。「ササニシキ」「美山錦」「蔵の華」等の米の品種をもとに、現在、純米酒の製造は全体の24%で日本一多く、出荷量に占める特定名称酒(吟醸酒、純米酒、本醸造酒)の割合は80%を超え、全国最高レベルに達しています。宮城県酒造組合でも昭和61年に「みやぎ・純米酒の県宣言」を宣言し、「ササニシキ100%」「ひとめぼれ100%」など、純米酒を推進しています。
浦霞、乾坤一、澤乃泉、一ノ蔵など、皆さんも聞いたことのある銘柄もあるのではないでしょうか? 味わいとしては一般的に辛口が多く、飲み口が繊細なものが多いようです。
参考までに、一ノ蔵は関東の居酒屋等でも、女性向けにフルーティなお酒(すず音、ひめぜんなど)を出すなど、独自の戦略も注目です(4つの酒蔵が生き残りをかけ合併して独自の戦略を打ち出した模様は以下の本が参考になります)。
新しい酒文化に挑戦する オンリーワンの蔵―日本酒神話を創る一ノ蔵の企業戦略

考えてみると、日本酒は主な原料として、米と水と麹(米麹)をもとに、杜氏や蔵人が丹精を込めて、あの繊細な味わいを作り出してきた歴史・文化があります。約5℃から約60℃まで幅広い飲用温度帯があるというのは、同じアルコール飲料を同じ土地で異なった温度で味わうのを常としており、世界的に見て日本酒だけと言われています。
こうして見ていると、日本酒作りはヒトづくり(人材育成)にも繋がるお話かと思います。
秋から冬にかけ、鍋を囲んで、何かと日本酒が恋しくなる季節です。宮城の米、雪解け水、麹、杜氏の腕により作られたプロセスに思いを馳せ、宮城の純米酒を楽しもうではありませんか?

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