皆様こんにちは。
新宿本店の齋藤です。
今年も残すところ2カ月をきりましたが、
今回は11月17日に解禁とされる
ボジョレーヌーボーについてお話しさせて頂きます。
一時期のワインブームも落ち着き、昨今は年々話題性が増している
ハロウィンとクリスマスに挟まれて
あまりメディアでも取り上げられることが少なくなりましたが、
私は毎年秋になるとこのボジョレーの解禁を非常に楽しみにしております。
しかしながら、熟成させずにすぐ飲むことを目的としているボジョレーは
話題性のわりに味はいまいちだとお考えになっている方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
私も以前は同様のイメージを持っておりましたので
今回はまだ美味しいボジョレーに出会ったことがない方に是非お勧めしたい
ボジョレーをご紹介致します。
それは「フィリップ・パカレ」という方がつくるボジョレーです。
私はこのボジョレーを飲んでから、純粋なブドウの味に惹かれて毎年飲み続けています。
パカレの作るボジョレーの特徴は自然栽培にこだわっている事にございます。
土地の個性を十分にいかす為、ブドウ作りから出荷まで化学肥料や
除草剤・殺虫剤等を一切つかわず、健全で質の高いブドウを得る為に収穫においても
完全な手作業を実践しています。
話題性に乗じて、安価で大量生産型のワインが多くなってしまったボジョレーにおいては、
割の合わないように思われますがこの手間こそが彼のワインの魅力を引き出す
最大の理由です。
このこだわりからつくられるワインは、繊細ではありますがボジョレーだからこそ味わえる
ピュアなブドウの香りや旨みがとてもよく感じられますのでワイン好きにも苦手な方にも
お勧めできます。
また、余談ではございますがパカレはロマネコンティの醸造長という
ワインの作り手ならだれもが憧れる誘いを自分のワインをつくる為に断ったという
有名な逸話がございます。
名誉より自分が本当に納得できる仕事を優先する彼の仕事感にも私は大変な感銘を
受けました。
手間がかかる分、お値段はボジョレーにしては若干高めではございますが
グラス1,000円前後で出して頂けるお店もございますので是非お試し頂けましたら
大変嬉しく思います。
医療従事者の皆様もこれから忙しい時期かと存じ上げますが今年は
おいしいボジョレーを飲んで英気を養い、残り2カ月ラストスパートを
かけていくのはいかがでしょうか。
新宿へお越しの際は、就職のご相談やマイナンバー登録など、
新宿本店にも是非お気軽にお立ち寄りくださいませ。
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