【浦島太郎の話】

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皆さんこんにちは!
高松支社の藤田です。
もうすぐ10月ですね、二桁の月になるともう今年も終わりかぁという気持ちになりますね。
今年も最後まで気を抜かずに頑張っていきましょう!

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さて、話は変わりますが、皆さんは浦島太郎の話はご存知ですか?
と質問的な書き方にしましたが、知らない人はいないと思います。
変な話だなぁと小さいころは思っていました。
いじめられている亀を助けたにも関わらず、最終的にはおじいさんになってしまう。という結末。めでたしめでたしでは終わらないのが、不思議で仕方がないのですが、先日祖父の一周忌でお坊さんが、浦島太郎の話の仏目線の解釈を教えてくださいました。

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あらすじをおさらいしながら話しますと、浦島太郎は元々釣竿を持っており、釣りをして生計を立てる人間だったにもかかわらず、いじめられている亀を助けることにより、竜宮城に招かれる。そして最後に開けてはいけないと言われた玉手箱を開けておじいさんになり死んでしまう。仏目線から考えると、「今まで魚を取って食べてきた人間が、たかが亀一匹助けたぐらいで良い人ぶるんじゃねぇよ!」ってことらしいです。※言い方はアレンジされております。
仏怖いなと思いました。


仏は何事にも平等ですので、魚を食べてきた行いは(悪行)、亀を助けた(善行)ぐらいでは相殺されないみたいです。皆さんも気を付けてください。
その上で、浦島太郎は見返りを求めてしまったのがいけなかったのだそうです。
玉手箱を開ける=見返りを求めるということが、浦島太郎の一番のミスです。

この話を基に、例えば電車に乗るときに、おばあさんに席を譲ってあげたとき、おばあさんが黙ってお礼を言わずに座ったとしても、何も思いませんか?
良い人だなと思われたいとかお礼を言われたいとかそういった見返りを求めない善行をしなくてはいけないという教えをお坊さんから教えていただきました。
しかし、一周忌の香典袋はしっかりと持って帰っているのを私は見てしまいましたが、、、

それはさておき、見返りを求めない善行ってできる人いるのでしょうか。
席を譲るだけですがすがしい気持ちになれるのでしょうか。
わかっていても難しいですね。
そういう余裕のある人間にならないといけないと思いました。

弊社はもちろん営利会社ですので、利益を全く無視はできませんが(香典を持って帰ったお坊さんのように)、スタッフ様のお役にたてるように日々努力してまいりますので、これからも何か不安なことや心配事があれば頼っていただければと思います。

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