こんにちは、高松支店の古賀です。
街中でもブーツやニット姿の人を見かけるように
なってきました。
秋冬シーズンの到来ですね☆
さて、突然ですが「医療ツーリズム」という言葉を
聞かれたことはありますか?
「医療ツーリズム」とは、手術や健診などの医療サービスを受けるために
海外を訪れる医療旅行者を受入れる事業のことです。
主に富裕層を対象としており、最先端の医療技術や滞在施設など
サービスの質の高さが求められています。
(今まではシンガポールなどのアジア諸国での受入れ実績が目立っていました。)
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実際、私も研修で数年前にマレーシアの医療機関を訪れたのですが、こうした「医療サービス」の現場を目の当たりにして驚いたのを覚えています。
一般の方が普段通院している病院とは全く違う
「サービス」としての医療現場がそこにはありました。
このような事業に、日本も参入し始めているのです。
病院と企業が提携して受入れ体制が整っていけば、
今後国内でも広がりを見せる可能性は多いにあるでしょう。
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そうした現場で働くスタッフには、
海外の患者さんを受入れる際のチーム医療のノウハウや、
お客様としての接客対応に多言語対応、
ビザや保険関係の手続きなど、
一定のスキルが求められることと思います。
なんだか不思議な感覚です。
日本の機関でも英語が飛び交って、サービスとして確立した新しい現場が
そこにはあるのでしょうか。
医療現場のあり方や、そこに求められるものも時代と共に変わっていくようです。
そんな中でも“変わらないもの”があるとしたら、
きっとそれは国境を越えて大切なものなのかもしれませんね。
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