アメリカからの便り
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今回から「アメリカからの便り」をバージョンアップしてお送り致します。
このお便りシリーズを開始した際は、アメリカでの臨床に慣れてきたころでした。
振り返ってみると、本当に変化に富んだ数年を過ごしてきました。もともとのアメリカ留学の目的だった修士課程を終えたころは、アメリカで臨床をしたくなり、臨床経験に慣れたころには研究を学びたくなり、博士を終了すると共に今度は教育に携わりたくなりました。面白いのは、次の段階に進むまでと、進んでからでは、どんどん目的が変わってきたということです。恩師によるとそれは「教育の効果」だと言います。学ぶことで視点が変わるのです。
これからの「アメリカからの便り」シリーズでは、新しく看護教員という立場を加えて、見て聞いたことを発信していきたいと思います。
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久しぶりの秋
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ミシガン大学では、プライベートと仕事をうまくバランスしている人が多いよく聞きます。私もその一人になれるように、新しいシリーズの第一回目は、私のプライベートからのお便りしたいと思います。
ミシガン州に引っ越す際、楽しみにしていたのが秋の到来です。
サンフランシスコは年中気温が安定していて、
感覚的に「涼しい」か「寒い」が多いのです。病院に冷房設備なないことをお伝えすれば、西海岸なのに
「涼しい」というのがお分かり頂けると思います。
先週末は、美しき秋を謳歌すべく紅葉狩りに行ってきました。
でも、どちらというと私は「花より団子」系なので、ミシガン州ならではの林檎狩りも旅程にいれて。
久しぶりの秋
まず、紅葉。
サンフランシスコの木々はほとんど紅葉しないので、
落ち葉を踏みしめながらの森林浴は本当に気持ちがよかったです。
そして、この辺では土地が余っているので、公園に行っても人はまばらで、
ゆったりできました。
そして、林檎狩り!
といっても、実際は林檎狩りというよりか、
有名なアップル・サイダーとアップル・ドーナツが食べたかったのですが。。。
アップル・サイダーは林檎の絞りたてジュースといったところで、濁った茶色で見た目は美しくはないのですが、お味は大変よろしいのです。ドーナツは普通にドーナツとしておいしいものでした。飲んで食べての満足してしまったので、
当初の目的だった林檎狩りは次回ということになりました。
林檎狩り
ミシガンは林檎で有名らしく、林檎狩りを目玉に農園はお祭りのようになっていました。ハロウィンに備えてお化け屋敷があったり、とうもろこし畑の迷路があったり。ミシガン住民にとっては恒例行事のようで、私たちも一歩ミシガン人に近くなった感じです。
お祭り
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プロフィール
喜吉テオ 紘子 (看護師、保健師)
現在、ミシガン大学の看護学部に臨床助教として勤務。
(株)メディカル・ コンシェルジュのアドバイザリー・ナースとしても活躍中。
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