アメリカからの便り
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日本での年越し ここがチャンスのとき
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年越しは6年ぶりに日本で家族と共に迎えることができました。
ピンとはった冷たい空気と青空のもとのお正月。日本ならでは、ですね。
学業関係の方とも何人かとお会いでき、日本の医療の質向上のための活動、院内感染予防のための対策、
国際的臨床研究者の育成、外国人医療提供者の日本での就職についてなど、興味ある話題で話が盛り上がりました。ご夫婦ともに医療系研究者である方にお会いできたのですが、20代前後のお子様もお二人いらっ
しゃるなかで、今も精力的に研究、教育、臨床されており、非常に刺激を受けました。今回は夫と同時期に帰国できたので、夫婦での行動が多かったのですが、自分たちの20年後はどうなるのだろうかと考える参考になりました。家庭と研究(仕事)の両立。どうバランスをとっていくのか、今後も色々な方のお話を伺っていきたいと
思っています。
メディカル・コンシェルジェ本社にもご挨拶に伺うことができました。その際、サンフランシスコ研修や本社訪問を通じて知り合った社員さんの成長ぶりを垣間見れてうれしく思いました。社会人年数が浅い場合は、感受性が優れていると思うので、色々感じたり、考えたりする時期だと思います。そういう感情や思いをしっかり認識し、なぜそう思うのか、思いだけに留めずになんらかの行動に出ることは重要ですね。
私も新人の時は、医療の理想と現実のギャップ、また自分の実力のなさに悔しい思いをしたものです。でも、
その思いを打ち明けられる同僚、先輩がいてラッキーでした。でも、結局その思いに向かい合うのは自分。
ひっこみじあんになるよりも、「失敗がかわいい」ぐらいの思いで行動にでると、今後の道が開けると思います。
Trial and Error(試行錯誤)で自分の興味があるものがはっきりしてくるのです。
今年、私は「新人」ママです。仕事の場合とちょっと違いますが、Trial and Errorで道を開いていきたいと
思います!
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プロフィール
喜吉テオ 紘子 (看護師、保健師)
現在、ミシガン大学の看護学部に臨床助教として勤務。
(株)メディカル・ コンシェルジュのアドバイザリー・ナースとしても活躍中。
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