アメリカからの便り
top
初マラソン!
明けましておめでとうございます。
12月。師も走ると書いて「師走」。
今年は私も走りました...それも5時間!
ホノルルで初マラソンに挑戦したのです。
きっかけは、年に5-6回もマラソンをする父の影響。
父がそこまで走れるなら、まだ若さのある私でも!と思い8月から走り込みを開始。
机の前で過ごしがちになる大学院生活の中で、ランニングは本当にいいストレス解消となりました。(減量を期待していましたが、体重は残念ながらそう変らず、、、)
まずは1時間走れるように。
徐々に距離を延ばし、11月には3時間半走れるようになりました。
マラソン当日は朝2時に起き、朝食。
前夜にも炭水化物をたんまりと食べたのであまりお腹はすいていないのですが、
エネルギーが必要なので食べます。
5時頃にホテルを出ると、真っ暗な中、道には数々のランナーが。。
気分が高揚してきます。
歩道には、団体(おそらく旅行会社)が旗を持って応援してくれます。
まるで予備校が応援にきてくれる大学受験の朝のようです。
今年のホノルルマラソンの参加者は2万人だったそうです。
これだけの人数が一度にスタート地点に集合するので、大変です。
スタートラインをきってからも、人が多くてなかなか前に進めません。
父が一緒に走ってくれたので、父の背中を追って人の波を抜けています。
ホノルルマラソンには2箇所大きな坂があります。最初の坂は人が多いため
ペースを上げれません。ちょっと疲れてきましたが、まだ大丈夫。
最後の坂は急で父からは「歩いてもしょうがない」と言われていました。
でも、坂の多いサンフランシスコで走りこんだせいか、
ペースを上げて走りきりました。(やった!)
けれども、その後は予定に反してペースを上げることができません。
それでも父は、ペースが落ちた段階でも私を見捨てず、
写真など撮りながら一緒に走ってくれてます。

(この写真は30KMを過ぎた地点でしょうか。笑っているつもりが顔が引きつってる...)
最後の直線に差し掛かった段階では、もう笑う余裕はなく
初マラソンに関わらず4時間を切ると豪語していた夫と妹を探しだす元気もありません。
タイムももうどうでもいいです。
最後は「あともう少しで終わる〜〜〜!!!」と思いながら
無我夢中でゴールラインを切りました...やった〜〜...
実は昨年は厄年で、何か悪いことがおきるのではないかと思い
(ちょっと)ビクビクしながら生活していました。11月まで
人生最悪のことはなかったので、マラソンで何かあるか心配でしたが
それも大丈夫でした...ホッ。
さて、マラソン後になって「挑戦」が終わってしまったので
空気が抜けた感じです。今年の新たな挑戦はなにか。。
友人の勧めるヨセミテの登山か、それとも「体力系」はお休みにするか。
初マラソン後の挑戦を見つけるのは難しいものです。
皆さんの今年の抱負にはどのようなことが含まれているのでしょうか?
「体力系」はたまにはいいですよー
ではでは、2010年もどうぞよろしくお願いします!

bottom
プロフィール
喜吉 紘子 (看護師、保健師)
1977年10月生れ、10〜14歳までをアメリカで過ごす。
聖路加看護大学を卒業の後、およそ3年間虎の門病院に勤務。
カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)大学院にて修士号取得(看護管理学)。
現在、UCSF大学病院・治験病棟にて臨床看護師を務める傍ら、病院の看護研究/教育部の助手として も関わりを持つ。
今後の時代を睨み(株)メディカル・ コンシェルジュのアドバイザリー・ナースとしても活躍中である。

「アメリカからの便り」
開設にあたって・・・

この度『アメリカからの便り』を開設するにあたって、病棟勤務、看護研究、翻訳業務などにて多忙を極める喜吉紘子さんに快くご協力頂きましたことを感謝いたします。
医療・看護に携わる全国の医療従事者の皆様方に向けて、今後の参考と励ましになれば嬉しく思います。

※ このサイトは月1回のペースにて書き換えをいたします。
尚、喜吉紘子さんは2007年9月よりUCSFの博士課程に進学致しました。
バックナンバー
MC-ドクターズネット  |   MC-ナースネット  |   MC-薬剤師のお仕事  |   【MC-介護のお仕事】
会社案内 |  医療総合情報が満載のメディカル・コンシェルジュネット |  医学生のための情報サイト【医者たま.net】

Copyright c 2010 Medical Concierge all rights reserved.