【許せなかったお話】

高岡です。外出自粛の影響でオンライン飲みやゲーム三昧だったのですが、気づけばジムに行く前の体重に完全に戻ってしまった悲しい女です。

5月末に、
「高岡さん!6月からジム再開ですよ!状況どうですか!インスタ動画で一緒に筋トレしてくれましたか!?」
という、ジムの先生から恐怖の電話がかかってきてしまいました。

嘘はつけないので、正直に太ったこと、インスタの先生の筋トレ動画を酒のつまみに飲んでいたことを打ち明けました。
電話口でも、完全に引いてる雰囲気が伝わってきました。
ここまで太った状態で、あと3回しか回数が残っていないのですが、少しでも絞れるように残り頑張りたいと思います!

.

さて、梅雨にも入り、段々と夏に近づいてきましたね。
昆虫たちも活発になる季節です。

昆虫で思い出すのが、小さいころ初めて父に反抗した出来事です。


うちの実家は田舎の小さなお寺だったのですが、お御堂の入口にクロオオアリの巣穴がありました。

田舎なので趣味は昆虫観察くらいだった私は、毎日クロオオアリの巣穴に砂糖やクッキーの欠片、植木鉢の下に隠れていたムカデなどの害虫を少々弱らせたものを(エグい)、せっせと巣穴前に運ぶ日々をおくっていました。
(シロップなどをあげると、みんな一斉に吸いにきて、お腹がどんどん膨れていく様子を観察するのも好きでした。)

そのおかげもあり、巣穴は徐々に拡大。境内で見かける彼らの数も増え、より活発になっていきました。
そんな彼らを親のような目で優しく見守る日々でしたが、ある日いつものように巣穴を見に行くと、


なんと、巣穴がセメントでふさがれているではありませんか!!!!!


別の場所に繋がっていた巣穴があったため、アリたちは遠回りしてそちらの穴から出入りしていましたが、こんなヒドイ事を一体だれが!
母にたずねると、どうやら父の仕業でした。
父は、このまま巣穴が拡大していき、地盤沈下するのではないかと心配し、セメントで穴を塞いだとのことです。

ただ、まだ小学1年生だった小さな私には全く理解できず、号泣しながら、力いっぱい金槌でセメントを砕き続けました。
幸いセメントは、穴の入口までしか届いておらず、入口のセメントを砕くと、中からアリ達がワラワラとでてきました。


ホッとしたものの、私の大事にしているアリの巣に、勝手にこんなことをした父をどうしても許すことができませんでした。
父は元来、亭主関白な上に天邪鬼、自分から謝ることはまずないタイプで、基本的に父には逆らえなかったのですが、この時だけはなぜこんなことをするのかと泣きながら父を責めたてました。

すると、さすがにまずいと思ったのか、ボソッと一言、「・・・ごめんね?」と父が謝罪してきたのです。
それがあまりにも意外すぎて、こっちも思わず、「・・・いいよ・・。」と許してしまいました。
父にきちんと謝罪されたのは後にも先にも、それきりです。
そんな、父に初めて反抗した幼いころの思い出でした。




皆さんも、思いがけず人から不快な思いをさせられたことはありませんか?
ついつい我慢してしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、時には自分の意見をハッキリと伝えることも大事なことですよね。
どうしても直接言えず、溜め込んでしまうというタイプの方は、弊社登録面談時に全部吐き出してみてください。
きっと、すっきりと笑顔でお帰りいただけると思います。
これからのシーズン、人気の健診のお仕事も多数入ってまいりますので、是非この機会にご来社くださいませ。




余談ですが、アリの巣の前でダンゴムシの出産介助をしたところ、生まれてきた子ども達が、アリ達にどんどん巣穴に運ばれてしまうという悲劇がおきたことがあり、深く反省しています。

.

.

.

.