皆様こんにちは。福岡支店の杉本です。
今週は雨で生憎のお天気ですが、朝夕は過ごしやすくなりました。
ブーツの女性も多く見られ、お洋服も、スイーツも秋の景色ですね。
外は雨模様でも、気持ちは晴れやかに過ごしたいものです。
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さて、皆様はこの様な話をご存知でしょうか。
ある作家の男性がおりました。
彼は頭に良いストーリーが続くと、寝食も忘れてひたすら没頭し、
気づけば朝になっていることも多くありました。
そんな彼が人生をかけて書き続けた原稿が、10年後にやっと完成しました。
彼は喜びと満足感で友人に連絡し、すぐに読んで欲しいと申し出ました。
その友人も彼の努力と熱意をよく知っていたので、
二つ返事で出来たての原稿を借り、自宅に戻って読みふけりました。
半分ほど読み進めたところで、眠くなった彼は暖炉の傍でうとうと居眠りをしました。
主人が寝ている間、お手伝いの女性が掃除に入室し、置いてある原稿を
ごみと間違えて暖炉にバサっと捨ててしまいました。
起きて事実を知った友人は真っ青になり、急いで謝りに行きました。
事情を聞いた彼は、さすがに驚いていましたが、友人を怒ることも、
お手伝いさんを怒ることもせず、
「気にする事はない。あの作品は世に出るべき作品ではなかったんだよ。」と友人を気遣い、笑顔で告げました。
それから彼は、更に10年の歳月を掛けて作品を完成させ、
その作品は大ベストセラーとなって人々に愛され続けました。
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皆様はこのお話から何を感じられるでしょうか。
私は彼の物事の捉え方が素晴らしいと感じます。
人生において辛い事や納得いかないことは多くあるとは思いますが、
それが自分の努力不足や未熟さだと考え、更に努力を続ける。
そこにストレスがあっては逆効果ですが、物事を素直に前向きに捉える
努力をすることは、結局自分の為になるのではないかと思います。
私は作家の彼のようにはまだまだいきませんが、
物事が上手くいかない時などに思い出して自分に言い聞かせております。
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今回は少し堅いお話になりましたが、秋の夜長には普段あまりゆっくりと
考えるお時間の少ない人生や心持ちについて考えてみられてはいかがでしょうか。
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