【台風】

皆様こんにちは。広島支社の利元です。
今週末は台風10号の接近が心配ですね。
進路を見る限り広島はギリギリ暴風域から外れる様子ですが・・・「特別警報級」の勢力が強い台風のようで心配ですね。

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毎年8月〜9月に増える台風ですが、そもそも台風はどうやって発生しているのでしょうか?
少し気になったので調べました。
台風発生のメカニズムですが、熱帯などの海域では、太陽の強い日射により海水温が高くなっているため、海上で上昇気流が発生しやすく、大量の水蒸気が反時計回りに渦を巻きながら上空に昇っていきます。多量の水蒸気を含んだ下層の空気が上空で集まり、多数の積乱雲が発生。その積乱雲が集まり渦が大きくなると熱帯低気圧となり、それが発達すると台風になるのです。

なお、台風は夏の時期のみ発生していると思われている方は多いと思いますが、実際には年間を通して発生しています。台風のイメージとは程遠い1〜2月など、冬の時期でも発生しており、過去には1月に2回も発生した年があります。

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年間の台風の発生数は、年によってばらつきがあります。発生数が最も多かったのは、1967年の39回で、最も少なかったのは、2010年の14回です。しかし、平均的な年間発生数は、25回前後になります。

今回の台風10号は特に暴風の被害が心配されており、
進路を外れている中国地方でも最大瞬間風速は60メートルほどの風が吹くと予想されているエリアもございます。(3日の気象庁発表)
土砂災害や洪水、高潮のおそれがあるところに住回れている方は、風雨が強まる前の早めのタイミングで、身の安全を確保されてください。

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<お勧めの台風対策>
○家の外の台風対策
・窓や雨戸はしっかりと閉める。必要に応じて外から板を打ち付けるなどして補強する。

・排水溝や側溝は掃除をして水はけをよくしておく。

・鉢植えやゴミ箱など風で飛ばされそうなものは、飛ばされないように固定したり、家の中へ格納したりする。

・庭木や塀など風で倒れそうなものは、補強をしておく。

雨や風が強くなってからの作業は危険ですので、最新台風情報を確認し早めに対策を取ってください。

○家の中の台風対策
・窓や雨戸をしめ、窓ガラスが割れたときの飛散を防ぐために飛散防止フィルムを貼っておく。

・外からの物が飛んできた場合に備え、カーテンやブラインドを閉めておく。

・停電時に備え、携帯ラジオ、懐中電灯、ローソクなどを用意しておく。

・避難が必要になったときに備え、防災グッズや水、食料などを用意しておく。

・近所の避難場所と避難経路を確認しておく。

・市区町村が作成している「ハザードマップ」で危険箇所を確認しておく。

皆様の無事をお祈り申し上げております。

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