【春の陽気とともに…風と共にやってくる】

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皆様こんにちは。神戸支社の有田です。
春のような陽気になったかと思えば、凍てつくような寒さになったり、
今年の冬は例年以上に安定しない日が多かったように思います。
3月に入り、随分過ごしやすくなりましたがもう一回くらい寒波が来ても
おかしくないかもしれません…。

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今回は花粉についてです。
今年は咳が激しく出ております…。
調べてみますと花粉の粒子がのどに付着して、かゆみを伴うと有りました。
咳が出るのもそのためだそうです。
例年は少し鼻がムズムズする程度でしたが…今年は爆発しそうな予感がします…。

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花粉は年々飛散量が増えているとニュースで聞きました。
飛散量の増加により、人体の耐性を超える量になっているとのことでした。

よく言われる「スギ」は、建築資材や紙の資源として重宝され、
戦後盛んに植樹されてきました。
しかしながら、現状は安価な輸入品の流入や、
深刻な後継者不足の影響で、手を加えられることなく
放置されているのが現状だそうです。

植樹から30〜40年たったスギが最も花粉を飛ばすそうで、
年々飛散量が増加している一因になっています。
これはこの先、数十年続くとか…。

適切な手入れを行い、建材として伐採していれば
花粉を飛ばさないと有りましたので
本来の意図の通り運用されていれば
これほどまでに花粉の飛散が深刻にはならなかったと言えます。

しかしながら今は資材としての価値が下がってしまい、
伐採にお金がかかる状況。
国や自治体だけの対応では間に合っていないようです。

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飛散量の増加と合わせて私たち側の問題も指摘を良くみます。
「住環境の変化」「免疫力の低下」とありましたが、
これは花粉に関わらず、いろいろな疾病の中で見聞きするワードのように感じます。

知らず知らずのうち体が弱っているんだろうと思います。
昔と比べるのは違う気がしますが、
体の中の自己防衛力は間違いなく、例えば100年前に生きた人間の方が
高かったんだろうなと感じます。

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特効薬のない花粉症。
根本的な原因も一朝一夕では解決できない状況です…。

冬の寒さを越え、陽気が心地よい春を迎えるのに
憂鬱になるのはもったいない。

花粉とはうまく付き合いながら積極的に外に出て
内なる強さを鍛えたいと思います。

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