皆様こんにちわ笹村です。早くも8月ですね。
先日夏休みをいただいていたのですが、のっぴきならない政治的な事情があり、三重県津市にて独居のおばあちゃんに炊事のお手伝いさせてもらうことになりました。
なにが好きなのか分からないので和洋問わずいろいろ作ってタッパーに入れて持っていってみたのですが、特に「筑前煮」にハマったようで、「からくもなく、うすくもなく」「味がちょうどええ」「おいしい」とこちらが赤面するぐらい絶賛されながら、4人前作って持って行ったのに夕食・翌日の朝食で完食されて。「じゃあ次は何を作りますか」と聞いたら「筑前煮」と言うので、どんだけぇーと思いながらまたマックスバリュで食材を調達して、今度はもう6人前筑前煮をこしらえて来ました。特上寿司も買ったのに、おばあちゃん寿司を残して筑前煮を食べ続けるという…�犲�司越え”です。寿司越俊太郎です。
そしておばあちゃんから各方面に筑前煮のおいしさが電話で喧伝され一族郎党に知れ渡ることになり、「おばあちゃんがおいしいおいしいと言っていた」「気になる」「どういうことなのか」「味付けはどうなっているのか」と問い合わせがあるに至り、全く予期しない形で私は親戚筋で「筑前煮のやつ」として有名になってしまいました。たぶん、会ったことの無い叔父さんとかにも「拓矢君？ああ、あの筑前煮の」などと覚えられていくのでしょう。実際に既に1件「うちでも作ってくれ」の依頼が入っています。
いや、いいんです。全体を通してありがたい話ではあるのですが、しいて言えば親戚中に「筑前煮のやつ」って思われるのが、生活感がありすぎる、垢抜けなさが尋常じゃないのは気になります。まあでも百歩譲って、その全然モテなそうな称号「筑前煮のやつ」は受け入れましょう。正月に「いよっ！待ってました筑前屋！」と言われても甘んじて両手をあげて返事をしましょう。ポケットから筑前煮のこんにゃくを出してそいつの口に詰めてあげましょう。
しかし、夏休みの思い出としてどうでしょうか。
「おばあちゃんに筑前煮をめちゃめちゃ作っていた」
が、私のこの夏の思い出…。
ちょっと渋すぎるし、季節感が無いし、��2016年感”が無さすぎやしませんか。
「笹村支社長、夏休みなにされてたんですか」
「…おばあちゃんに筑前煮をめちゃくちゃ作っていた」
「え…なにそれ」
「出た！昭和wwwwww」
「m9(^Д^) ぷぎゃー」
ってなりませんか？平成生まればっかりの名古屋支社で、指さされて笑われちゃうんじゃないか。
しかしそんなこともあろうかと、私は先手を打っておきました
あらかじめ「ポケモンＧＯ」をインストールしてから、おばあちゃん宅に行ったのです。マックスバリュへの道中でハトやらネズミやらを捕獲してたのです。このエピソードならいいでしょ。今って感じするし、今年って感じするし。完璧でしょ。よっしゃよっしゃ。
「帰ってきたぜ！ みんな、ポケモンＧＯやってる？」
「やってないです」
「やってません」
「電池無くなるんで」
「興味ないです」
え…？ウソだろ…？（カタン）（スマホを落とす音）
西島君なんて「サトシ」なのに…？（お前はやれよ！）（ピカチュウつかまえろよっ！）
（涙を拭いて）さ、そういうわけで、私笹村は支社内では最年長と相成ったわけなのですが、煮物のレシピからポケモンＧＯまで広く話題は提供できるように日々勉強して参りますので、ご登録の皆様におかれましては若い方もベテランの方も、お仕事に限らず何でもお気軽に相談していただければ幸いです。今後とも宜しくお願い致します。
.
