【【年々歳々・・】】

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こんにちは、さいたま支社の松下です。
秋も深まりだいぶ肌寒くなってきましたね。
みなさん風邪などひかれぬようお祈りしております。

さて今回は少し真面目な話をさせて頂きます。
みなさんは「秋」というとどんなことをイメージされますか?
食欲、スポーツ、読書などなど色々あると思いますが、私はというと無意識に「別れ」をイメージしてしまいます。特に過去何があったという訳ではないのですが、木々の葉が赤や黄色に色づき、落ち葉が増えてくると何となく哀愁漂うその雰囲気が「別れ」=冬の到来をイメージさせるのかもしれません。暖かく、楽しかった春や夏が過ぎて、厳しい冬がやってくる事への警戒感といった動物的な本能でしょうか。

私どもの仕事でとらえてみると、毎日が出会いと別れの連続と言えるかもしれません。
新規でご登録を頂くために初めてお会いする方々との出会い、お仕事が無事に決まり新たな道へと進まれる方との別れ。勿論それが仕事ですから悲しいという事では無いのですが、「あの人は今ごろどうしているのかな」と考える機会が最近増えてきました。小さなことにもセンチメンタルになってしまうのは年を取った証拠ですね。

10代の終わり頃、今よりちょっとギスギスしていた時に出会った言葉があります。
【年々歳々、花相い似たり  歳々年々、人同じからず】
ご存知ですか?時の移ろいとその無常観を説く禅語なのですが、この言葉を知った時に少し肩の力が抜けたのを覚えています。出会いがあれば必ず別れがある、だからこそ「一期一会」が大事なのかな、と。

こういう文章を書くと各方面から「似合わない!」とクレームが来そうですが、ま、秋という事でご容赦ください。これから年末に向けてラストスパートです。スタッフの皆様には引き続きお仕事のご協力をお願いいたします!

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