先日、テレビで興味深いドキュメンタリー番組をやっていました。
アメリカでの実話です。
70代か80代の老夫婦がいらっしゃり、その奥さんが腎不全になってしまったそうです。
腎不全になってしまうと、2〜3日に1回の人工透析又は腎臓移植が必要です。
人工透析は1回2〜3時間かかり、副作用として吐き気を催す事もあります。
苦しそうな奥さんを目の当たりにして、おじいさんは自分の腎臓移植を申し出ましたが、高齢で体力的に難しいという理由で医師から断られてしまいました。
他の人の腎臓移植もすぐにできるわけではなく、何年も順番待ちという現状でした。
おじいさんはしばらく途方に暮れていましたが、ネットで同じような境遇の人を見つけ、その人がやっている活動を自分もやってみようと決めました。
それは、「サンドウィッチマン」という広告手段で、首から自分の前後に板を吊るし、その板に腎臓移植提供を呼びかけるものでした。
おじいさんは高齢にも関わらず、毎日2〜3時間道路を歩き続け、サンドウィッチマンを続けました。
すると、その広告を見た人から腎臓移植提供の連絡を受け、無事に腎臓移植手術は成功しました。
また、その広告には自分の奥さんの事だけではなく、他にも腎臓を必要としている人が沢山いる事も書かれていて、奥さんの手術成功後もおじいさんはサンドウィッチマンを続けているそうです。
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日本でも腎臓移植希望者は現在12100人いらっしゃいますが、1年間の実際の腎臓移植人数は120人に留まっています。
その背景には、ドナー登録の少なさが挙げられると思います。
これをきっかけに、私もドナー登録してみようと感じました。
宜しければ、皆様もドナー登録について検索してみて下さいね★
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