皆さん、こんにちは。
日に日に寒さが増してきましたね。
今年はインフルエンザが例年よりも早く流行り出しているという事ですし、
体調も崩しやすい時期なので、早めに対策しなければと思うこのごろです。
対策という点では私は手洗い・うがいは必ず行っていますが、
最近になってよく煎茶を淹れて飲む様にしています。
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ご存知の通りお茶には免疫力のアップや抗酸化作用も期待できるカテキンが含まれており、
風邪やインフルエンザの予防にも効果がある様ですね。
特に朝に温かい煎茶を飲むのは体に良いそうで、
カフェインの覚醒作用が、眠気を覚まし、
胃や腸が温まる事で、朝の食欲増進やお通じに働いてくれるそうです。
実は昔からある「ことわざ」にもお茶にまつわるものが
たくさんある事をご存知でしょうか。
『朝茶は七里帰っても飲め』
『朝茶は福が増す』
『朝茶はその日の難逃れ』
『朝茶に別れるな』
『一杯茶飲めば坊主にあう』
『宵越しの茶は飲むな』
私は『宵越しの・・・』くらいしか知りませんでしたが、
いかに昔から日本人がお茶を飲むことを大切にしてきたかが
良くわかります。
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私は形から入るタイプなので、
お茶を飲む時間を大切にしようと思うと道具にもこだわりたくなり、
茶筒で有名な京都開化堂の銅の茶筒を手に入れました。
開化堂さんは明治8年創業の日本で一番古い歴史をもつ手作り茶筒の老舗で、
蓋を茶筒の蓋に合わせ手を離すと自然にすーっと閉まる精密な作りが特徴です。
この精密さが、密閉性を生み、茶葉を酸化から防いでくれるのだそうです。
修理などもしてくれる様なので、中には100年くらい使っているものもあるそうです。
今はまだピカピカですが、使い込んでいくと経年変化も楽しめて味わいが深まっていくので、
これから長く大切に使っていきたいと思っています。
皆様もお気に入りの道具を見つけて、
ゆっくりとお茶の時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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