【丁寧道】

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皆様こんにちは。横浜支社の鈴木です。
ついこの間2022年になったと思っていたのに、あっという間に2月ですね。まだまだ厳しい寒さが続いていますが、梅が咲き始め、春に向けて季節が進んでいることを感じられると嬉しくなりますね。

さて、つい先日、素敵な言葉に出会いました。「丁寧道」
書道家 武田双雲さんの造語です。

武田双雲さんはいつも機嫌がいいそうなんですが、その根底は感謝だということでした。迷ったら感謝する、困ったら感謝する。道具、目の前のこと、環境、関わっている人に日々感謝して生きよう、という丁寧道を実践しているそうです。

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丁寧道とは俗にいう丁寧な暮らしではなく、また、武士道的な規律のようなものでもありません。ゲーム感覚で捉えているそうで、例えば歯ブラシにどれだけ感謝できるかゲームしながら歯磨きをするとしたら、歯ブラシと見つめ合ってみる、など。なかなか思いつかない感覚ですし、忙しくてのんびりそんなことしていられないというご意見も聞こえてきそうですが...。やり方はどうあれ、そのくらい小さなことでいい、そのくらいの気軽さでいいということだと思います。

感謝を丁寧道という言葉に変えているわけですが、日々のたわいも無い物事に感謝することで、毎日が感謝に溢れ、結果いつも機嫌がよくポジティブでいられるという好循環なのだろうと感じました。何かがあるから感謝するのはもちろんですが、武田双雲さんは感謝を味わうに近い感覚と仰っています。とても素敵な感覚ですね。仕事で忙しかったり、コロナ禍で閉塞的な雰囲気だったりすると気が滅入ってしまうこともあると思いますが、そんな時には是非、丁寧道を思い出してみてください。

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