【世界男女平等ランキング】

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皆様こんにちは。福岡支社の利元です。梅雨真っ只中ということもあり、じめじめとした暑さが続きますね。
湿気対策を十分にとり、気持ちよく梅雨を乗り切りたいものです。

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さて、昨秋の話になりますが、第二次安倍内閣の目玉といわれる女性閣僚二名小渕優子経済産業大臣と松島みどり法務大臣が10月に辞任するスキャンダルがありました。
これは世界男女平等ランキングで日本が142カ国中104位と最底辺に位置することに衝撃を受けた安倍政権が、「女性が輝く社会」を掲げ、大臣にも積極的に女性を登用した事を発端に始まりますが、女性政治家の人材プールが貧しいなかで無理な人選を行なったために行った不祥事かと、個人的には感じております。
とはいえ、やらないよりはマシですね。
国が先陣を切って改革を進めなければ、女性が活躍できる社会を誰も本気でつくろうとは思わないでしょう。

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とはいえ、日本の国会に占める女性議員の割合は8%程度とOECD加盟国ではぶっちぎりの最下位で、全国の地方議会のうち「女性ゼロ」が2割超もあるのですから、道のりは遠いといわざるを得ません。

なお世界男女平等ランキングの1〜3位は、
1.アイスランド
2.フィンランド
3.ノルウェー
とヨーロッパ勢が占めております。
最下位は中東のイエメンとなっております。

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政治家と並んで改革を始めなければいけないのが公務員です。
幹部候補の国家公務員を「キャリア」と呼びますが、その女性比率が急上昇して、2015年度採用では34.3%と3人に1人になりました。
安倍政権の意向を受けて各省があわてて女性の採用を増やしたためですが、政府はさらに、2020年までに指導的地位に占める女性の割合を3割に高める目標を掲げています。これは民間企業にも求められていますから、真っ先に隗とならなければならいのは企業を指導する厚生労働省でしょう。

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官公庁が率先して本腰を入れ動いていけば、国辱的なまでに男女が不平等な日本の社会・組織にも変化が生まれるにちがいありません。
なお弊社含め医療介護業界では、女性の皆様が働くことで成り立っている業界です。
引き続き働く女性が輝く職場を提供できるよう、邁進して参りますので、
ご哀願のほどよろしくお願いいたします。

※6月1日に博多駅から天神ビルへオフィス移転しました。
新規の方も既登録の方もお気軽にご来社下さい^^
オフィス見学だけでも構いませんので、
どうぞよろしくお願いいたします!

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