皆様こんにちは！
メディカル・コンシェルジュ福岡支社の小西です！
先月は雪が降ったりと、大変な地域もあったのではないでしょうか？
福岡も雪が少し積もり路面も凍結していたので、私も朝の出勤に苦労しました・・・(笑)
申年は一波乱起こる年と聞いたことがありますが、まさにその幕開けでは？
と感じることも急な積雪以外でも既に起こっている気がします。
大臣の辞職から芸能人のスキャンダル、原油暴落に株価下落と様々なことが起こる中
気になるワードが一つありました。
「マイナス金利導入」という言葉です。
既にニュースでも大々的に取り上げられていて、ご存じの方も多いかもしれません。
もはや未知の領域とまで言われているこのマイナス金利ですが、
私達の生活に一体どのような影響があるのかできる限り調べてみました。
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【マイナス金利って？】
通常は銀行にお金を預けると利子がついた状態で戻ってくるので、
少しばかりでも資金が増えたことになります。
しかし、マイナス金利はこの真逆です。
なんと預けたらペナルティーとして預け先にお金を支払わなくてはいけないということです。
ここまで聞くと「えっ！？」と思われるかもしれませんが、このマイナス金利は
民間銀行のみに適用されるので、直接我々の口座からお金が無くなるわけでは
ありませんのでご安心ください。
【どうしてマイナス金利にしたの？】
現状、民間の銀行は自分達の安定的な収入源として中央銀行(日銀)に預けた多額のお金の
金利を頼りにしていました。
そのため、リスクの高い民間企業への貸し出しを行わない銀行も多かったようです。
日銀からすれば、本来は貸し出しを沢山して経済を活性化して欲しいという想いが
あるので、金利にペナルティーをつけることで強制的に貸し出しをさせることにした
というのが今回の話の流れになっています。
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【メリットは？】
銀行からすれば安定収入がなくなったことで、業績は一気に下がることになります。
これを回避するためには多くの投資や貸し出しを行わなくてはいけないため、
自然と多くの資金が民間企業や消費者に流れることになります。
多くの資金が銀行から出るということと、貸し出しをしなくてはいけないという
理由から私たちが銀行などから借り入れを行った際の利息も下がります。
なので、住宅ローンなどの大型の借入を行う際にも私たちにとって有利な条件
で支払いができるようになりますし、企業も設備投資に力を入れることができます。
結果、銀行も少ない金利ながらも多方面から利息を回収できることに繋がりますし
企業の業績も良くなれば私たちの収入の向上も見込めます
【デメリットは？】
先ほども述べたとおり、銀行の業績が下がることは明白になっているため
貸し出しは少なくとも増える傾向にあるとの見通しがあります。
しかしながら、中国経済の成長率の減速や急激な原油安がリスクとなって降りかかっている
ことも無視できないため、企業倒産による貸倒れを回避するために
貸し渋る可能性も出てくるかもしれません。
そうなってしまうと、原油安になって儲かる企業や大手などの安全圏に資金が集中してしまい
中小企業との格差が広がる可能性もあります。
それは私達国民の格差拡大に直結する危険性も少なからずあるということにも
繋がりかねません。
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【結局マイナス金利は良いの？悪いの？】
現状では、インフレになるという期待感と「劇薬だ！」という危機感を持つ
方とで二極化している状態のようです。
日本では過去に前例がなく、ある程度将来の想定はできているけれども
どっちに転ぶかはやってみないとわからないという状態のため、良いのか悪いのかは
政策の結果に委ねられています。
以上のように、マイナス金利が私たちに及ぼす影響は思ったより大きい
かもしれませんね。
今後もまだ原油安の不安などがしばらく継続していく見込みなので、
個人的にも明るいニュースを期待したいところです。
不安も多い2月かもしれませんが、今日も元気に乗り切っていきましょう！
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