【プロ野球と地域振興】

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さいたま支社 加藤です。
さて、春を迎え、サッカー、プロ野球など、スポーツ観戦に最適な季節になりました。
個人的に身近なプロ野球球団として、プロ野球の東北楽天イーグルスがあります。好きな理由としては、地域貢献に熱心であるということです。市民球団を超え、球団名からわかる通り、「東北」地方全体の活性化に貢献し地域密着する姿勢・取り組みが顕著です。広島や横浜等、特定のエリアへの貢献例はこれまでもありましたが、地方全体にまで拡げているのは今後のモデルケースになるかと思います(早い時期から、地域密着推進部の部署があったかと思います)。
東北楽天イーグルスは地道な活動もあり、本拠地の仙台市だけでなく、「おらが町のチーム」として宮城県全域での認知度が年齢層を問わず非常にあります。更に、「東北ろっけん活動」として、本拠地の宮城県仙台市だけでなく、東北地方の人々から広く応援されるチームになるために、東北6県の地域活性化のため、スポーツ振興及び青少年育成に貢献する活動を継続的に実施しています。
選手やコーチによる野球教室はもちろん、チームスタッフによる講演、お祭りへの参加などの他、チームのマスコットが幼稚園を訪問するなど、チーム・選手・OBと地域との距離を縮めるものになっています。そうした活動は選手OBが担っており(ジュニアコーチ等)、個人的には選手OBのセカンドキャリアにも役立っているかと思います。

さて、我々埼玉県での埼玉西武ライオンズはどうでしょうか?
実は2015年、2016年に、本拠地近隣の13市1町と連携協力に関する基本協定を締結しており、締結市町(*)を「フレンドリーシティ」と称し、地域振興・スポーツ振興・青少年の健全育成などの分野で協働事業を実施しています。
(*新座市、川越市、ふじみ野市、富士見市、三芳町、志木市、朝霞市、和光市等)
また、定期的に、大宮球場での試合開催をしており、大宮・浦和エリアでの認知度を上げようとする取り組みもあります。
元々、サッカー文化もあり、なかなか、埼玉県全域にまでファン層を拡げる活動までは至っていないイメージですので、埼玉西武ライオンズの今後の取り組みに期待したいと思います(スター選手がいたり、チーム成績が良ければファンも増えますが・・・)。

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