こんにちは!仙台支店の我妻です。
7月に入り、いよいよ梅雨本番ですね。
寒暖の差が激しい時期でもあり、
体調を崩される方も少なくないかと思います。
皆様、元気にお過ごしでしょうか?
今回は、今ニュースでも話題の【食中毒】についてお送りします。
焼肉店にて生肉提供での事故を受け、
昨年10月から生食用牛肉の新基準が施行されたことは、
ニュースでも大きく取り上げられました。
益々注目が高まる≪食の安全≫ですが、食中毒は年間を通して発生しています。
冬場に多く発生するノロウイルスを除くと発生件数は夏場にピークを迎えます。
今年は特に節電に伴い、家庭内の温度や湿度が例年よりも高くなることが予想されます。
湿気+高気温によって、引き起こされやすくなる食中毒の主な症状としては、
急性の胃腸障害≪おう吐、腹痛、下痢≫があげられます。
【細菌発育の条件】
1.栄養
ヒトにとって栄養となる食品は、細菌にとっても栄養源となる。
→食品の調理方法や保存方法に気を配り、細菌の繁殖を防ぎましょう。
2.水分
細菌は、食品中の水分を利用して増殖する。
水分含量50%以下では発育しにくく、20%以下では発育できない。
→水分を多く含む食品の管理に注意しましょう。
3.温度
ほとんどの細菌は、10~60℃で増殖し、36℃前後で最もよく発育する。
→調理済みの食品や生鮮食品を保存するときは素早く冷却しましょう。
(加熱された食品は食べる時まで熱い状態を保つ)
【食中毒を防ぐ習慣】
○手をよく洗う
食品衛生は『手洗いに始まり、手洗いに終わる』。
手から食品に細菌が感染しないよう、十分に洗う。
洗った後はペーパータオルや清潔なタオルで拭く。
○食品をよく洗う
野菜や魚介類などは流水でていねいに洗い調理する。
食品に付着している恐れのある細菌を落とすことができる。
○十分に加熱する
火を通すべき食品はしっかり加熱し、細菌を殺す。
肉類などは中まで十分に火を通し、加熱したらできるだけ早く食べる。
スープなどを再加熱するときも、十分に火を通す。
できるだけつくり置きせず、必要量だけを調理する。
身体そのものの免疫力低下も、
食中毒が起こる要因のひとつとしてあげられます。
ご体調管理には十分に気を配り、今年の梅雨を元気に乗り切りましょう!
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