【遣欧使節資料、ユネスコ記憶遺産へ】

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仙台支店 加藤です。東北も梅雨入りし、いよいよ雨が多く
なりますが、皆様、体調管理にお気をつけ下さい。


さて、6月20日に、地元紙の河北新報の一面に、
「遣欧使節資料、記憶遺産に ユネスコが登録決定」
の記事がありました!

文部科学省によると、仙台藩祖伊達政宗の命を受けて
欧州に渡った支倉常長が持ち帰った「慶長遣欧使節関係資料」(仙台市博物館所蔵)など国宝2件が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の
記憶遺産に登録されたとのこと。

この資料は、政宗の使節として1613年に石巻を出港しスペイン、ローマを訪れた常長が
持ち帰った資料で、日本とスペインの政府の共同推薦により、登録が実現。
国宝に指定されている全47点のうちローマ市公民権証書と常長の肖像、
ローマ法王「パウロ5世」の肖像の3点が登録されました。

 ローマ市公民権証書は、ローマ市議会が常長に公民権を与え、貴族に列することを
認めた文書で政宗や仙台の記載もあるそうです。常長の肖像は実在の日本人が描かれた最も古い油彩画とされています。
 なお、今年は慶長遣欧使節が出港してちょうど400年になり、慶長遣欧使節船サン・ファン・バウティスタ号の出帆400年の記念事業実行委員会が今年11月から来年2月にかけて記念フォーラムや文化交流イベントを展開する計画を発表したばかりでした。

宮城県の村井知事は「使節団派遣の2年前には、慶長三陸津波(1611年)があった。
派遣は貿易で復興を成し遂げようとした仙台藩の偉業。私たちも記念事業を通し復興を
加速させたい」と述べています。
今年の宮城では、支倉常長、慶長遣欧使節、サン・ファン・バウティスタ号等の
記事やイベントに触れる機会が増えそうです。

 実はこうした偉業を成し遂げた支倉常長に関しては、帰国時に日本が鎖国状態であったことから、その晩年の消息は謎につつまれており、あまり研究も進んでいないようで、
残念な限りです。

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