【私のふるさと仙台・宮城Vol.1】

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こんにちは、加藤です。
仙台では本日より3日間にわたり、七夕祭りが始まりました。
今年は天気も良く、暑い中、多くの方々が街へくり出しています。
スターバックスやソフトバンクなど、なかなかユニークな七夕飾りも見られます。

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さて、今回より、小生のふるさとでもある、仙台・宮城に関して
名所、特産物、風物詩などをご紹介したいと思います。
Vol.*と銘打ち、シリーズ化も考えております。
今回は、「お米」です。
宮城は何といっても、米どころ。新幹線で宮城の入ると、一面田んぼだらけの風景が広がりますね。以前は「ササニシキ」でしたが、現在は「ひとめぼれ」。父の実家が県北の稲作農家ですので、今でも「ひとめぼれ」を作っています。昔は、春になると田植え、夏は川遊びや蛙取り、秋は稲刈りとイナゴ取りと、遊びか手伝いかがわからない程、田んぼが身近だった記憶があります。子供ながらに、大きな稲刈り機を操っていたことを思い出します。また、今では農薬の影響か、イナゴがいなくなったとのこと。昔はイナゴの大群が稲穂を飛び交っており、食卓にはイナゴの佃煮が並んだものです。
そうしたことから、昔からお米に事欠いたことが無く、また親戚一同総出で大切に作ってきた経緯を知っているので、一粒一粒に込められた苦労が非常にわかり、米粒を残している人を見ると、本当に腹立たしい思いがします。
食料自給率の向上や農業支援の必要性も叫ばれる中、欧米の食生活文化の流入、国の減反政策や後継者問題等、稲作農家を取り巻く問題は深刻さを増しています。地元紙の河北新報も、長期にわたり【田園漂流〜東北・兼業農家のあした】と題して、一面の特集でキャンペーンをうってきており、疲弊したコメ作り農家の実態や限界だらけの農政などを目の当たりにしました。
私は今でも、晩遅く帰っても、絶対に米を食べることにしています。食べずには一日が終われない気がしています(消化やメタボにはあまり良くない気もしますが・・・)。

我々のパワーの源であるコメ。その一粒一粒に込められた作り手の思いを忘れずに、米文化を継承していきたいと思います。

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