【健闘を称える】

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こんにちは。清野です。

去る12月10日と13日に、サッカーJリーグの「J1・J2入れ替え戦」が行われ、J1で16位のジュビロ磐田と、J2で3位のベガルタ仙台が対戦しました。

結果は2試合合計“3−2”で磐田のJ1残留が決定し、残念ながら、ベガルタ仙台の
J1昇格はなりませんでした。



第2戦の終了直前には仙台が猛攻を仕掛け、1点入ればアウェーゴールの関係で逆転昇格、という局面もありましたが、磐田も日本代表ゴールキーパー川口を中心によく守り、
得点を許しませんでした。

サッカーでは試合終了後、選手は自チームのサポーターのもとに向かって声援への感謝の意を表すのが通例です。
ところが、この試合に関しては、敗れた仙台のサポーターが勝った磐田の選手たちに拍手を送り、磐田の選手たちは仙台サポーターの前に集まって頭を下げ、磐田のサポーターから「ベガルタ仙台」コールが巻き起こる、という一幕がありました。


また、少しさかのぼること12月6日、既に来年からのJ1昇格を決めているモンテディオ山形と水戸ホーリーホックのリーグ最終戦が山形県天童市で行われましたが、この時も水戸のサポーターから「(J2に)帰ってくるな!」のコールが山形側に送られました。

サッカーに限らず、スポーツの世界で選手同士が試合前後に健闘を誓い、称え合うことは一般的です。応援をする人たちも互いに敬意を表して心を通わせる光景を見て、とても感動しました。


山形の昇格によって、来年は6年ぶりに東北にJ1が帰ってきます。鹿島や浦和、名古屋など、数多くのサポーターが山形にやってくることが予想されます。多くの人たちが触れ合って、お互いの交流が深まることにも期待したいと思います。

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