【ことばの市民権】

皆様こんにちは、メディカル・コンシェルジュ高松支社です。

朝晩は一気に寒くなりましたが、日中はまだ行楽に適した穏やかな日が続いていますね。
インフルエンザなどでご体調を崩されている方も多いようですので、ご自愛くださいませ。

さて、師走に入り、一年を振り返る流行語であったり、紅白歌合戦の出場者が発表されたりと、
一気に年末を感じるころですね。

今年も様々な言葉が流行しましたが、何年も使われる中で市民権を得て、
もうその言葉以外で言い換えられないようなものもあります。

先日家族と話していて、その一つかなと思いましたのが「エモい」や「ヤバい」です。

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そもそもは感情・エモーションを揺さぶられる、懐かしい、ぐっとくる、
すごい、ものすごい、大変、というような表現から始まり、
あまりに便利すぎてどんな場面にも使えてしまう言葉になりました。

行楽シーズン、とても良い風景を目の前にしたり、
歴史的に意義深い場所(建造物・お城など)に訪問したりした時、
その感情は表現したいのですが、ついつい「エモい」「ヤバい」が出てきてしまいます。

何か変わった表現をしてみたいなと思うわけですが、
SF作品(サイエンスフィクション)好きの私としては「センスオブワンダー」を推したいと思います。

不思議な心理・感動、という意味で使われるそうです。

単語としては少し長いのですが、心の中で叫ぶ、センスオブワンダー!

これがいつか若年層の中で略語化されたりしないでしょうか。

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日本語は奥が深く、多様な表現があるのも魅力ですが、新しい言葉が生まれていくのも面白いですよね。

一つでも多く素敵な言葉・表現が生まれる世の中になることを願いつつ、
日々医療介護業界へ貢献したいと思っております。

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