【保健師さんに学ぶ】

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こんにちは、高松支店の古賀です。
寒さの厳しい今年の冬ですが、支店では、すでに今春の就職に向けたご相談をいただくことが増えて参りました。
現在キャンペーンを実施しておりますので、ぜひこの機会をお見逃しなく!!

先日、当社より派遣にてある企業にご勤務いただいている保健師Aさんにお越し頂きました。保健師としてのキャリアは30年以上、ご勤務先からの信頼も厚い方です。

私がAさんに初めてお会いしたのは1年以上前ですが、
保健師として・人生の先輩として
改めてお話しをお伺いしたいと思っていたところ、移転に併せてご来社いただくことができました!
この場を借りて御礼申し上げます。

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これから保健師を目指される方にとっても、私個人的にも、とても勉強になる話を伺うことができました。今回はその一部をご紹介させて頂きます。

Q:産業保健分野で仕事をするに当たり、意識している関わり方はありますか?

A:企業のニーズ(押さえるべきポイント)を把握しつつ、
接する相手(その従業員など)が何を求めているかを常に考えることです。
いわば、今日保険師さんに会ってよかったと思ってもらえるように。

そして、接する相手からいかに「引き出すか」ですね。自分自身で問題に気がついてもらえるように、いかに進めていくかが大切だと考えています。

話の切り口(健診結果や相談内容)と話のゴール(最終的に相手に気がついてほしいこと)を設定して、できるだけ問いかけを通じて相手から話をしてもらえるように意識しています。


Q:これから保健師を目指す方々へのメッセージや現在の思いがあれば教えてください。
A:保健師とは、「その人の生活を見る」仕事だと思います。
指導する立場の職種ではありますが、「教える」「〜してあげる」ということではなくて、「相手から話を引き出し・そこに彼、彼女が気がつき、解決に向けた手助けをする」
そういう仕事だと思うのです。

私が描く保健師像では、コミュニケーション能力・聞く力はとても大切で、そのためにも自分自身を高めていく必要がありますし、視野を広くもっておくことが重要だと感じています。
なので、一つの側面に捕らわれないように、ということですかね。

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そういって、最後の質問に答えてくれたAさん。
ご来社いただく直前も、個人的にセミナーに参加し勉強されてきた帰りでした。

1時間半程度お話しさせていただいた内容のほんの一部ではありますが、この内容、私は保健師さんに限った話ではなく、他の仕事の方々にも通じることがあるように感じました。

また、ご家庭とご自身のキャリアを両立されてきたその姿にも、働く女性のあり方を教えられた気がしたのでした。

仕事を通じた出会いから、感じたことを今後も発信していければと思っています。
皆様のお声も、ぜひお聞かせ下さい☆

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