【★お年玉付き年賀はがき★】

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こんにちは。
横浜支社の清野(せいの)です。

クリスマスも終わり、いよいよ新年を迎える準備に忙しくなってきたのではないでしょうか?
先日、年賀状を書いていて、ふと「お年玉付き年賀はがき」の「お年玉」はいつ頃から始まったのだろうかと疑問に思い、調べてみました。
皆さんは気になったことありませんか?

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この制度が始まったのは、1949(昭和24)年、民間から出たアイデアで始まりました。
それ以前は、通常の官製はがきを年賀状として使っていたそうです。
年賀状博物館(http://www.nengahaku.jp/history-6.html)に詳しく掲載されていましたので一部抜粋で紹介させて頂きます。

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発案者は京都在住の、林正治氏(当時42歳)が、「年賀状が戦前のように復活すれば、お互いの消息もわかり、うちひしがれた気分から立ち直るきっかけともなる」と考え、このアイデアを思いつきます。<年賀状に賞品の当たるくじをつける。> <料金には寄付金を付加し社会福祉に役立てる。>林氏は、そのアイデアをもとに、自ら見本のはがきや宣伝用のポスターまでつくり、郵政省に持ち込みます。
紆余曲折を経た後、採用が決定。世界にも類を見ない制度が実現したということです。

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当時は、年賀状が届くことで、戦争によりばらばらになってしまった家族や友人の無事を確認し合い、どんなに安心できたことでしょう。
今ではメールで新年の挨拶をするという手段もあります。
年賀状でなくとも、伝統的な日本文化に基づく新年への祝賀の思いは今も昔も変わりはないと思っています。
新年の挨拶を頂くと、いつのときでも心が温まります。

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ちなみに第1回目のお年玉付き年賀はがきの商品は以下のようなものだったそうです!!\(^o^)/
特賞:ミシン
1等:純毛洋服地
2等:学童用グローブ
3等:学童用こうもり傘
4等:はがき入れ
5等:便箋封筒組み合わせ
6等:切手シート


皆様、今年も残すところわずかとなりましたが、お体の調子など崩されぬようご自愛ください。

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