皆様こんにちは。
福岡支社の小西でございます！
GWが過ぎてしばらく経ちますが、いかがお過ごしでしょうか。
大型連休といえば旅行に行く方も多く、久しぶりに車に乗る方も
いらっしゃったかと思います。
私もそうですが、久しぶりに車に乗るとどうしても怖いものがあります。
それは交差点です。
常に年間事故率がトップで、正面衝突・バイクの巻き込み・歩行者事故まで幅広く事故の
可能性があり、しかも都市部であればあるほど数も増えます。
注意して慎重に行けば事故に遭う確率も減りますが、
なかなか動けないでいると今度は周りの車に疎まれてしまいます。
というように、交差点には様々な要素が絡んで事故発生の可能性を高めています。
上記の交差点における事故件数は国としても見過ごせない件数のため、
対策が急がれているようです。
.
その対策の一つとして取り組まれているのが「ラウンドアバウト」の導入です。
日本名では環状交差点という名称で呼ばれています。
実際見たことない方も聞いたことのない方もいらっしゃるかと思います。
このランドアバウトという交差点自体国内に導入されたのが2014年で、
2015年時点では試験的に15都道府県のみの設置にとどまっています。
もともとはヨーロッパなどの広い地域に設置されている
信号の無いドーナツ型の交差点で、事故件数の少なさや事故時の被害を
押さえる効果が注目されて導入が検討されました。
時計回りにしか進めないこと、還流している車両優先という独特なルール(日本では進入優先)
が存在しているため、日本に浸透するまではもうしばらく時間がかかってしまうかと思います。
もし将来的に広く導入されたらどんなメリットがあるのか、以下にまとめてみました！
�� 信号が存在しないため、思い込みで進入するリスクが減り歩行者事故も防げる。
�� 還流、進入するには大きくハンドルを切る必要があるので、速度が自然に落ち
衝突時の死亡事故のリスクが減る。
�� 通常の交差点と違い、時計回りに還流している車両に気を付ければいいので
安全確認がしやすい。
以上です。
.
上記の説明だけだと非常に画期的な交差点という印象がありますが、
もちろんデメリットもあります。
例えば、都心で交通量の非常に多い交差点などでは通行待ちの車両渋滞が
できる可能性も高くなってしまいます。
加えて交通ルールの周知度合いによってはルール無視による事故の
可能性もあるため、思ったように導入が進まない状況も今後あり得ます。
交差点が苦手な私としては是非とも増えてほしいという思いもありますが
おそらくまだまだ先の出来事かと思います。
個人的には、今後の導入に期待したいですね！
それでは、本日はこの辺で失礼します＾＾
.
