皆様こんにちは。営業を担当しております足達です。最近では、朝晩も冷え込むようになり、この前までの猛暑が嘘のようですね。くれぐれも体調管理にはお気をつけ下さいませ。
さて、突然ですが介護サービスの第三者評価制度をご存知ですか。
平成12年度に「介護の社会化」の掛け声と共に、介護保険制度が導入され、福祉サービス提供が行政で決定する「措置制度」から利用者がサービス事業所の選択を可能とする「契約制度」へと転換が図られました。
この規制緩和により、あらゆる民間事業所が介護事業に新規参入しておりますが、サービスの価格が競争原理に基づくものではなく、サービスにより価格が決まっており、価格に上限があったり一般的な自由市場とは異なります。
介護保険制度施行後、多くの新規参入が相次ぐ中で、更なる事業所同士の競争を促し、選ばれし事業所が生き残る仕組みとして、度重なる改正の中で第三者評価制度がスタートしています。つまり、利用者が事業所の概要、特性、サービスの質などを知る為に、適性な第三者が介在して評価し、自分にあった事業所選択を支援するシステムです。(情報掲載料の問題や、評価結果の周知方法など、色々と問題はあるようですが…)
日頃営業として介護施設を訪問させていただく機会がありますが、事業所ごとに様々な工夫をして「選ばれる事業所」を目指した動きが取られ、競争の激しさを実感します。当社としては「人材」の面から「選ばれる事業所」づくりのお手伝いが出来ればと思います。
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