【白衣の天使の人数は???】

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皆様こんにちは。
広島支店の川原でございます。
2月も中旬に入り、厳しい寒さも一段落?というところでしょうか。
まだまだ寒い毎日ですが、これからは少しずつ暖かくなりそうですね。

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さて、少子高齢化に伴い、様々な問題・提言がございますが、看護師の養成人数の推移はどうなっているのか?気になり調べてみました。
文科省のHPに大変参考になる資料がございました。
【参考URL】
医療関係技術者養成施設数・入学定員一覧(H19年)
http://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/287175/www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kango/08011620/019.htm

医療関係技術者養成施設数・入学定員一覧(H24年)
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2012/12/18/1323111_002.pdf

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多職種が掲載されておりますが、H24年データを基準にH19年との増減を保助看の養成人数をチェックしてみましょう。(あくまで定員ですので、ご注意ください)
「保健師」
13,643人→16,779人 123%増加
大学での養成増加もあり、必然的に増加していますね。

「看護師」
55,199人→60,482人 110%増加
一方で准看護師は、14%減少しています。大学での入学定員が38%増加しておりますので、時代の流れでしょうか。

「助産師」
8,525人→7,520人 12%減少
意外にも助産師の定員は減少しています。
必要実習・教育の質の維持等の問題で減少です。助産師の臨床実習では10例程度のお産を経験し…とありますが、実際何例経験できるのか??ここがネックのようですね。
必要分娩数を確保出来ず、留年・学費の再請求など、裁判になるケースも発生しているようです。少子化の影響も間接的に受けているでしょう。

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こうしてデータをみるだけでも大変興味深いですね。
他にもいろいろと気になるところはありますが、皆さんも一度チェックしてみてくださいね。

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