ガソリン税

皆様こんにちは。広島支店の利元です。
5月に入り、一日の温度差が激しくなっておりますね。日中の時間帯は25度を越える日もめずらしく無くなってきました。季節の変わり目は風邪を引きやすいので、皆様も体調管理にはくれぐれもお気をつけください。

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さて、5月の話題といえば1日に復活したガソリン税の暫定税率延長問題が頭に浮かんできます。暫定税率に関するニュースはようやく落ち着いてきましたが、世界的な原油高はちっとも落ち着いていませんね。私もが日常生活に欠かせない存在になっておりますので、この原油高は頭の痛い問題です。

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話題になった『ガソリン税』ですが、皆様はその内訳をご存知でしょうか??ガソリン税とは「揮発油税・地方道路税」の2つを合わせた国税のことで、その全額が「道路整備費・道路建設費」などに充てられる目的税の1つです。ガソリン税は本来28.7円(1ℓあたり)となっていますが、租税特別措置法によって、1993年12月1日から2008年3月31日までの間25.1円(1ℓあたり)が上乗せされ53.8円(1ℓあたり)となっていたのです。この暫定税率(25.1円分)を廃止するか?それとも延長するか?で揉めていたわけですが・・・とりあえず、暫定税率が2008年3月31日をもって失効した為全国の多くのガソリンスタンドでガソリン価格が4月1日から暫定税率分の約25円下がりました。しかし、暫定税率を復活させる税制改正法案が衆院本会議で与党の賛成多数により再可決したため、5月1日から再び全国の多くのガソリンスタンドで暫定税率分約25円が値上がりすることとなったのです。

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原油高に連動した物価上昇も今のところ一向に収まる気配が見えません。身近な問題なだけに、今後も目の話せない話題となりそうですね。

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