【新エネルギー】

皆様こんにちは。広島支店の利元です。梅雨真っ只中ということもあり、じめじめとした暑さが続きますね。
湿気対策を十分にとり、気持ちよく梅雨を乗り切りたいものです。

.

_

さて、福島原発事故の影響による電力不足が続いております。各地では節電に対する取り組みが連日報道されておりますが、電力事業そのものの抜本改革の動きも出始めております。

.

菅首相は12日、自然エネルギーに関する有識者懇談会を官邸で開き、全国10電力会社の地域独占状態にある現行体制について改革の議論を始めるチャンスだと述べ、抜本的見直しが必要との認識を示しました。
また、電力業界については分厚い構造が出来上がっており、今変えられなかったら向こう10年は動かないと予想しているようです。
この懇談会にはソフトバンクの孫社長や元サッカー日本代表監督の岡田氏など自然エネルギーに関心が強く脱原発色の強い人々が参加しました。
その中で孫氏は「畑を耕したりパンを焼くようにあらゆる国民が電気を起こす。志ある人が発電事業にどんどん参入すべきだ」と述べ、そのために電力の固定価格買い取り制度の早期導入を求めました。

.

世界に目を転じると、欧州では電力自由化が進み発送電の分離が一般的です。しかし日本の電力各社は安定的な電力供給に支障が出ると反発を強めております。

国のエネルギー政策と直結する議論のため一筋縄ではいかないでしょうが、今こそ日本の智恵と技術を終結させ、安価なエネルギーを安定して供給できる体制を構築してもらいたいですね。

.

.