【介護予防体験】

みなさん、こんにちは。京都支店・営業担当の栗山です。
2007年も残りわずか約2週間となりましたね。みなさん、新しい年を迎える準備は着々と進んでいますでしょうか??私も12月に入り、病院、クリニック、施設、企業などお取引先の担当者の方へ今年1年お世話になったご挨拶をと様々な所を訪問しています。

.

_

そこでは、日頃の業務のお話から、地域のこと、時には趣味のことなどもお話する機会があるのですが、先日、訪問した滋賀県内の訪問入浴・デイサービスを運営されている事業所様で、すぐ隣にあるからやってみる?とセンター長にお声掛け頂き「介護予防体験」をさせて頂きました。

.

平成18年4月に改正された介護保険法の施行に伴って、「地域包括支援事業」・「新予防給付」という制度が創設されました。今回、私が体験させて頂いたのは「地域包括支援事業」で、従来の介護保険制度の枠組み外で提供されており、現在は介護不要だが近い将来、介護を必要とする恐れがある方を対象とした介護サービスです。
健診などで必要性が認められたお年寄りの健康状態に合わせて、転倒骨折予防教室などの健康教育型メニューや筋力トレーニングなどの機能訓練型メニューを提供しています。(日本介護予防協会http://www.kaigoyobou.org/)

.

事業所によってメニューは様々のようですが、私が体験させて頂いたのは筋力トレーニングと転倒予防です。筋力トレーニングは通常のジムに置いてあるようなトレーニングマシーンが使われており、対象がお年寄りということもあり、ゆっくりと足・腕を上げ下げしこれを10回ほど繰り返すそうです。
また、高齢になると股関節と足首が硬くなってきてしまい、その結果転倒事故に繋がるという話をよく耳にしますよね。足首や骨盤を柔らかくする運動もあり、「なるほど〜」と関心しながらセンター長のお話を聞いていました。
中には、杖をついて来られた利用者さんが、メニューが終了する3ヶ月後には杖なしで元気に歩いて帰られることもあるそうです!!

.

ですが、「ご自宅に帰られてからも続けられるかどうかが課題ですね。」「本当はもう少しお元気な方に利用して、〈本来の介護予防〉に繋げたいんですが。」とおっしゃっていたセンター長の言葉が印象に残っています。
介護予防だけでなく、何事も本人の日々の意識と努力次第だなぁと感じました。
寒さが増してきましたが、気分転換に冬空を見上げながら散歩もいいですよね☆
元気に明るく日々過ごせる様、自分の意識と努力を積み重ねていきたいものです。

.