【おしぼりをめぐる攻防】

どうも笹村です。早いもので今年も9月ということで…一応「えっもう!?」と言っておきます。
最近のトレンド情報を支社の若者からの発信に頼るようになって久しいのですが、昔は「三高」なんていって、高身長・高収入・高学歴の男性がモテたのですが、今は「三低」といって、低姿勢・低依存・低リスクがモテるらしいです。威圧的でなくて、家事とかもやる、食いっぱぐれない仕事してるやつ、ということかと思いますが、私は胸を張って言えるのは「低姿勢」の部分です。まあ「怒ったりしない」ということは自信があります。

そんな私のことを名古屋支社の竹本さんは「感情の無いサイコパス野郎」と評してくるのですが(あれ? これ怒った方がいいやつ?)、感情はあります。たとえばですがサウナに行った時に熱波担当者が気合が入ってないとちょっとイラッとしますし、隣のおじさんが顔面をワシャワシャワシャーってやって汗が飛んできたりすると、ちょっとイラっとは、しています。汗を流さず水風呂に入る人とかもヤダよね。と、こう説明しても竹本さんは「サウナ以外では感情が動かないサイコサウナー」と評価を微修正するだけだと思いますが、まあ、とにかくいろいろ感じて、思ってはいます。竹本さん覚えておいてください。

そんな低姿勢サイコサウナーこと私ですが、最近ちょっと大きい声を出して怒った事案があったのでご報告させていただきます。
カウンターのお店に、お昼ご飯に入りまして。のどが渇いたなあと思いつつもお茶が全然運ばれてこない。おしぼりも無い。カウンターをはさんで目の前でニンジンの皮を剥いてるお兄ちゃんも気づいてない。
まあでも、ご飯がくるタイミングであれば十分やな、と思って私は待ちました。
そして、お姉さんが後ろからご飯を持ってきてくれます。
「はらら…もしかしてお茶とおしぼり来てない系?」
「来てません」
「テヘペロ、すぐ持ってきます」
みたいなやりとりがあって、お姉さんがどこかに消えました、が、なんか、当分こなそう。

とりあえずお吸い物で水分をとろ、と思って御椀の蓋を開けようとした際に、気圧?のせいか分からんけどうまく開かない現象あるじゃないですか(マグデブルグの半球、という実験と同じ現象らしいです。豆知識)。あれに見舞われまして。よっしゃ、そいだら本腰入れてあけよと力んだら ツルゥ ってなってまあ、ブチまけてしまいましてね… ちなみに股間に。さすがのサイコサウナーも「あっつ!」って言ったんですよ。

でも目の前のお兄ちゃん、ニンジン切っててシーン。

「あの、おしぼり、もらえますか」
「…もう来ると思うんで」とニンジンに戻るお兄ちゃん。

すぅと息を吸って
「いや、おしぼり 急ぎで!!!」

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はい。
とまあ、自分的には結構怒ったつもりだったんですが、いま振り返ってみると「おしぼり絶対欲しいマン」魂の叫びみたいな感じですね。ただのヤベー奴。全然、怒れてない。

さて、ご登録の皆様におかれましては、お仕事先の上司が「すぐ怒るやつなのかどうか」は結構な重要ポイントになるかと思います。当社でご案内のお仕事は、それぞれ営業担当が求人先の担当者に会っておりますので、人柄とかも是非聞いてみてください。けっこう詳しく見てきてますので、ご活用ください。

最後に余談ですが、おしぼりは結局全然こなくて、その日は午後ずっと股間から御出汁の香りを発することになりました。絶対モテない。話が違う。

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