【受け継がれていくもの】

こんにちは、大阪支社の中川道子です。
寒くなって参りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
これからのの季節に備えて体調管理をして下さいね。

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今回は10月30日〜12月9日大阪市立美術館にて開催されている「北斎展」にちなんで、
浮世絵についてお話したいと思います。

浮世絵は版画だけでなく、一点ものの絵画肉筆画があります。
浮世絵の「浮世」とは「現代風」という意味があり、
その時代の人々の日常や娯楽、風景などを表した絵のジャンルの一つを指します。

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浮世絵版画の場合、作成は絵師だけでなく、彫り師、刷り師も含めた分業で行っていたそうです。
短時間で同じ絵柄のものを多く刷り上げることができる木版画は安価のため、
瓦版の挿絵などを初めとして一般大衆に広く受け入れられたといいます。
さしずめ、現代で言う広告・チラシ、ポストカード、有名人の写真といったところでしょうか。

また、自由な発想から生まれる大胆な構図、鮮やかな色彩などは、
モネゴッホなど海外の画家にも大きな影響を与えたと言われています。

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浮世絵師といえば、葛飾北斎の名前を思い浮かべる方が多いと思います。
冒頭でも触れましたが、12月9日まで大阪市立美術館で北斎の絵を見ることができます。
江戸時代の人達も今見ている絵を見ていたのかなと思いながら鑑賞する事で、
遠かった浮世絵が身近な存在に感じてくると思います。

この機会に、一度足を運んでみられてはいかがでしょうか。

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