皆さん、こんにちは。
仙台支社 加藤です。
仙台・宮城も本当に暖かくなってきました。
2月の歴史的な大雪が本当に過去になってしまいました。
さて、先日、イラストレーターの安西水丸さんの訃報が
飛び込んできました。71歳と早すぎる死が惜しまれています。
イラストだけでなく、ほのぼのとしていていながら、
洒脱なエッセーも都会的でセンスのいいものでした。
安西水丸さんとの出会いは、大好きな作家である村上春樹のエッセー集「村上朝日堂」
でのイラストでした。もう20年以上になります。
大学卒業時の海外旅行のバックに唯一入っていた文庫本で、日本語が恋しくなると、
貪るように村上春樹の文章と水丸さんのイラストを読み、癒されておりました。
社会人になっても、インドやヨーローッパへの旅行時にも持参し、自分にとって
無くてはならない作品でした。村上春樹の顔はまさに水丸さんにだけ描けるイラストです。
訃報を聞く直前に、たまたま手に取った月刊誌最新号に、東京のカレー屋巡りの
エッセーがイラスト含め載っており、久々に堪能した矢先でした。
本当に偶然という他ありません。
自分を支えてくれたと言っても過言ではないイラストでした。
その作品は残っていきますので、水丸さんのイラストをこれからも堪能していきたいと
思います。
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