【今年の漢字】

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こんにちは、松田です。
今年も残りあと10日となり、徐々に年末の慌しさが
増してきているのではないかと思います。
インフルエンザも今年は早めに流行の兆しを見せている
ようですので、皆様体調にはお気をつけください。

さて、一年の世相を漢字一字で表す「今年の漢字」が
発表され、今年は「災」に決まりました。
発表に際しては、京都の清水寺にある清水の舞台に特設された特大の和紙に、
今年の漢字がしたためられるという、まさに毎年恒例の行事となっています。

「今年の漢字」は、日本漢字能力検定協会(京都市)が平成7年から公募で
決めていて、最も応募数の多かった一字を今年の漢字として発表しているもの
になります。

今年は、箱根駅伝での青山学院大学の4連覇に始まり、平昌五輪での
日本選手の大活躍、安室奈美恵さん引退、そして何よりも平成最後の年
ということで、いろんなイベントや出来事があった1年だったように思います。

そんな中、今年の漢字の「災」に決まったのは、
 ・全国的に地震、豪雨、台風、猛暑などの自然「災」害の脅威を痛感した一年。
 ・「災」害の経験から全国的に防「災」意識が高まり、
   多くの人が自助共助の大切さを再認識した年。
 ・仮想通貨流出、スポーツ界でのパワハラ問題、財務省決裁文書改ざん、
   大学不正入試問題などの事件が発覚し、多くの人がこれらの出来事を
   人「災」や「災」いと捉えた。
等々、「災」に関する出来事がより印象に残ったからのようです。

実はこの「災」は、2004年でも今年の漢字として使用されていて、
その時も台風や新潟中越地震、浅間山の噴火と自然災害が印象的な1年だったようです。

来年は、「災い転じて福となす」という言葉のとおり、
明るい話題が絶えない1年になることを願うばかりですね。

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