梅雨時期は、外出するのをためらってしまいますね。
そんな時にこそ、自宅でゆっくり過ごすのも良いのではないでしょうか？
先日、本屋に立ち寄った際、素敵な本に出会いましたので、ご紹介します☆
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『くじけないで』
作者は、柴田トヨさんという98歳になるおばあちゃんが書いた作品です。
一人息子の健一さんの勧めで90歳を過ぎてから書き始め、新聞に作品を投稿するうちに、いつしか人気投稿者となり、書籍化に至ったようです。
何かに挑戦することに、遅いことはないんだと勇気付けられますね！
詩の中には、受け入れにくいフレーズがあったり、難解すぎて言いたいことが伝わりづらい詩もあります。トヨさんの詩は誰でもわかる言葉を使い、心に響く内容かと思います。
私自身、詩を読むのは本当に久しぶりでしたが、優しい言葉と、時々ユーモアも盛り込まれた内容で、あっという間に読み終え、何故か胸を打ち考えさせられます。
自分よりもずっと長く生きた方の言葉だからではないでしょうか？
両親よりも祖父母からの言葉の方が重みがあり、素直に聞き入れようと感じることが多いのも、そのせいかなと思います。
気に入った詩を一つだけ掲載いたします。
皆さんも本屋に立ち寄った際は、ご覧くださいね。
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『ことば』
何気なく
言った ことばが
人を どれほど
傷つけていたか
後になって
気がつくことがある
そんな時
私はいそいで
その人の
心のなかを訪ね
ごめんなさい
と 言いながら
消しゴムと
エンピツで
ことばを修正してゆく
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