【象は鼻が長い】

こんにちは
メディカル・コンシェルジュ 神戸支社 渡辺です。

徐々に気温もあがってきましたが、お過ごしでしょうか。
天然パーマの私は、迫る梅雨がとても怖く、おびえております。

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働いていると、日本語は難しいなと感じる場面がふと多いです。
特に敬語は今のおかしくないか?と疑心暗鬼になることがあります。
たいていは間違ってはいないのですが、それでも違和感を覚えることもあります。←「違和感を覚える」ってあっているのか?「違和感を感じる」か?と現に不安になっております。

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このような日本語の違和感や不思議なところを研究している人の講義を
大学のときに受けたことがあります。

「象は鼻が長い」
この文にみなさんはどう思われますか?
この一文は日本語学者の間では有名な一文で
長年にわたって論争が起きている文なのです。

こんな文がなぜ?と思ったのですが、
英語になおそうとすると論争が起こる理由も納得がいくかと思います。
この文を英訳しようとすると、
「主語は何になるのだろう」という疑問がわくかと思います。

これが論争の争点となってます。
「象が主語だ!」と主張する人や、
「鼻が主語だ!」と主張する人がいたり、
長年にわたって論争がおこっており、いまだにこの論争はうまく着地をしていないようです。

日本語学はこのような面白い論争がたくさんあるので、
みなさんもぜひしらべてみてください。

次回は「僕はうなぎだ」論争について取り上げようと思います。

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