【美術館で世界・歴史を巡る】

みなさん、こんにちは。京都支店の栗山です。

3月末〜4月にかけては、寒かったり、暖かくなったりと、京都・滋賀でも桜が五分咲きほどでしたが、ここ最近ようやく「春だなぁ」と感じられるようになりました。お花見も今週末位が見納めといった所でしょうか。

つい先日、岡山県にある「大原美術館」に行ってきました。絵画好きの方であれば全国的にも有名な美術館のひとつではないかと思います。
旅行会社では大原美術館をメインとするツアーが企画されたり、テレビ番組でも特集が組まれる程で、私も以前から一度は足を運んでみたいと思っていた所です。

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大原美術館は実業家として知られる大原孫三郎が、その前年に死去した友人の児島虎次郎(−画家であり、孫三郎からの同意を経て渡欧し作品の収集を行う)を記念して昭和5年に設立した、日本最初の私立・西洋美術館です。

ヨーロッパの美術館でしかなかなか見ることのできないような、又、小・中学校での美術の教科書に出てくるような、エル・グレコ、ゴーギャン、モネ、マティス、ピカソなど名立たる巨匠たちの作品を見ることができます。その他にも東洋西洋、近代現代問わず様々な作品に触れることができます。
特に私は以前旅行先のスペイン・プラド美術館で見た「エル・グレコ」の作品を、ここ日本で見れたことにとても感動しました!

こんなエピソードが残っています。1922年当時フランスに滞在していた児島虎次郎は、とあるパリの画廊でエル・グレコの『受胎告知』という作品が売りに出されていたのを眼にしました。
この作品の素晴しさを見抜いた児島ですが手持ちがなかったため、自身の出資者である大原孫三郎に送金を依頼し、大原も送られてきた写真を見て了承し、児島は『受胎告知』を購入し日本へ持ち帰りました。現在では『受胎告知』が日本にあることは奇跡!!とまで言われているそうです。

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まるで日本の美術館にいながら作品を通して世界を旅し、歴史をも超えているような気分にさせてくれます。
絵画好きな方、そうでない方も一見の価値有りです。
美術鑑賞のあとには、隣接した喫茶店「エル・グレコ」で休息を…

さて、話題は当社でのお仕事に戻ります。
お子様の春休みも終わり、そろそろお仕事をと考えておられる方、又、3月末で退職し次の就職先を探そうと模索されている方もこの時期多いかと思います。
春は1年を通じて一番、求人の量・種類ともに豊富です。ぜひ一度、当社までお気軽にご相談下さいませ。

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