【古民家カフェ】

_

さいたま支社 加藤です。
偶然にも、最近、いわゆる「古民家カフェ」2軒に行く機会がありました。
東京、宮城のエリアの異なる2軒を簡単にご紹介します。
*古民家カフェ」はレトロでノスタルジックな雰囲気のある古民家を改装(リノーベーション)したカフェ。
******************************

.

○HAGI CAFE(東京都台東区谷中)
http://hagiso.jp/about/

1955年の戦後まもない時期に竣工した、 木造2階建ての賃貸アパート「萩荘」が
2011年の東日本大震災をきっかけに、老朽化のため解体される予定だったところ、
東京藝術大学の学生たちの手で新しく生まれ変わらせた 、最小文化複合施設「HAGISO」
の1階にあります。
*その経緯はなかなかドラマチックで、詳細はHPを参照ください。

住宅街の雰囲気に溶け込んだ外観の感じと異なり、店内は無垢な木の風合いと高い天井が開放的に感じます。古民家とは思えない程、明るくて清潔なイメージで驚きました。谷中の「夕焼けだんだん」にも近く、外人客も多いことから非常に混んでいました。カフェ横にはギャラリー等があるため、席が空くのを待つ間も、時間を持て余すことはありません。
私は午後3時過ぎに立ち寄ったため、コーヒーとチーズケーキを注文しましたが、さばサンドが有名メニューのようです。

.

○ゑびやカフェ はれま(宮城県塩釜市)
https://ja-jp.facebook.com/cafeharema/

明治初期の木造三階建て旅館ゑびやにつき、東日本大震災の影響で解体が予定されていたところ、市内外の厚志家の協力で、NPOみなとしほがまを通じ改築改修が進み、1階にカフェをオープンしたとのこと。
宮城県内でも有名な塩釜神社もあり、歴史的な街並みにあります。しかし、津波も来たエリアですので、改修された建物や道路も多く点在しています。

店内は非常に趣があり、歴史を感じさせます。店員も着物を着ている奥様?でした。
メニューは和が中心で、コーヒー以外にも、意外なところで甘酒ラテ等もあります。

.

******************************
偶然にも、地域の違う古民家カフェに立ち寄る事になりましたが、いずれも、住民や学生がカフェとして再生された契機は
2011年3月の東日本大震災です。東日本大震災から、この3月で7年になろうとしています。
当時、仙台にいた者として、微力ですが、今後も復興支援に携わっていきたいと思います。

.

.