【はやぶさのカプセル】

こんにちは。田邉です。
梅雨の時期で、雨が降ったり、急に晴れて蒸し暑くなったり、過ごしづらい季節ですが、いかがお過ごしでしょうか。

このところ、宇宙から帰還した小惑星探査機はやぶさのカプセルの中身は!?というニュースがあり、ご覧になっている方も多いと思います。普段、全くと言っていいほど天文学、サイエンスに縁がない私ですが、子供とテレビのニュースを見て驚きの連続です。

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このカプセル、小惑星探査機はやぶさに搭載されて、先日6月13日に7年の長旅を終えて地球に帰ってきました。
そもそも、はやぶさの目的は、小惑星「イトカワ」の観測と、地表面上の物質サンプル採取をするために必要な技術立証をすることが目的だったそうです。
探査機とかカプセルと聞くと、ロケットで打ち上げられるくらいなので非常に大きいイメージでしたが、はやぶさの大きさは約2mほどで、その中に搭載された採取カプセルは直径5cm高さ6cm。
地球からなんと約3億km離れたところではやぶさはイトカワとランデブー。その大きさのものがそれだけ離れた宇宙で様々な観測をしているかと思うと、結集された技術に驚きです。そして、着陸。地表面を砕いたものを吸い上げる形でカプセルに採取。2007年に帰還体制に入って3年かけて帰還。
もう果てしない話でありすぎて、子供に話してもポカンと聞いているくらいでした。

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経過だけをたどっても果てしないですが、約60億km旅をして帰ってきたはやぶさは大気圏で分解。シールドに覆われたカプセルは大気圏突入でも受けた影響は軽微だったそうです。
果てしない距離の宇宙での様々な観測や採取など、慎重に様々な技術検証を行なった話や、分解したはやぶさに対してご苦労さまと言いたいといったコメントを聞くと、関わった研究者、科学者の努力や苦労、思い、感動は測り知れないものがあります。
カプセルの中には組み立て時に関わったメンバーの名前を書いたカードが貼り付けられていて、飛び立った時と変わらない状態で戻ってきたそうです。まさにタイムカプセルのようなお話ですね。
科学者の方々も感慨深いことと思いますし、壮大な研究に対する強い思いを感じました。
今後、中身からは一体どんなことが分かってくるのでしょうか。
わくわくドキドキしながら今後を見ていきたいと思います。



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