【霜月】

皆様こんにちは。岡山ハレマチ前支社の利元です。
11月も終わりに近づき、寒さがひとしお身にしみるころとなりましたが、
いかがお過ごしでしょうか。
朝晩と日中の温度差が大きい時期ですので、体調管理にはくれぐれもお気をつけ下さい。

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さて2016年も残すところあと1ヶ月少々となりました。
12月は旧暦表記で師走(しわす)といい、
その由来は
『年末の時期、 「師=お坊さん」でさえも
走り回るくらいの忙しさ』
から来ております。
とまぁこちらに記載するまでもなく、
多くの方がご存知の情報かと思います^^

では11月の旧暦表記となるといかがでしょうか?
答えられない方がぐっと増えるそうですが、
そう11月は霜月(しもつき)と呼びます。

有名どころの神無月や師走に挟まれてちょっと目立たない感じがしますが、
ご存知の方もいらっしゃると思います。
では由来に関してはいかがでしょうか?
11月といえば秋の最終月だというのに
霜月なんて冬真っ盛りの名前のイメージがありますが、何故でしょう?

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由来に関しては大きく2つございます。

1つは霜月は読んで字のごとく「霜が降り出す月だから」です。
ただ時期におや?少し早いのでは?と
思った方いらっしゃると思います。
実は現在使っている新暦だと9月、10月、11月が秋となるのですが、
旧暦となると10月、11月、12月を冬としていました。
旧暦で11月というと現在の11月下旬から1月のことを指しますから、
新暦とは大きな時期の差が産まれているんですね。

2つ目は前の月と繋がっていて、10月の神無月を「上の月」、
11月が「下な月」として「しもづき」とも言われています。

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いかがでしょうか?
少しでも皆様の記憶に11月『霜月』が記憶に残れば幸いです。
参考までに他の旧暦表記を記載しておきます^^
1月:睦月(むつき)
2月:如月(きさらぎ)
3月:弥生(やよい)
4月:卯月(うづき)
5月:皐月(さつき)
6月:水無月(みなづき)
7月:文月 (ふみづき・ふづき)
8月:葉月(はづき)
9月:長月(ながつき)
10月:神無月(かんなづき)
11月:霜月(しもつき)
12月:師走(しわす)

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