皆様こんにちは！
メディカル・コンシェルジュ
仙台支社の鈴木です。
仙台も先日、桜が開花しました。
着々と季節は進んでいますね。
暖かくなり、お花見をする人も多い中
最近は犬の散歩をしている人を良く見かけます。
私は実家で犬を飼っているので、この時期はお散歩日和な日が多く、
彼女(愛犬)と一緒に散歩をしたいなあと思う日々です。
前回UP出来なかったため、今回は愛犬のにけをUPしました。
道端で散歩している犬を見つけると近寄って撫でずにはいられません。
少しの時間でもそうすると気持ちがほんわかします。
犬や猫など動物と直にふれあうと、優しい気持ちになること誰しも一度は
あることだと思います。
そこで今日は、アニマルセラピーについてお話しようと思います。
ペットと一緒にいると、何となく穏やかな気持ちになったり
イルカと一緒に泳ぐと癒されるなど、近年注目されているアニマルセラピーですが、
これは日本での造語で、医療専門職の人が参画して行う動物介在療法と
動物との触れ合いを通じて生活の質を良くすることを目指す動物介在活動、
そして動物の飼育を通じて子どもたちの社会性や協調性、思いやりの心などを
育てる動物介在教育などを合わせた日本独自の概念といえます。
アニマルセラピーの効果は、学術的にも証明されていますが、
一般的な効果としては3つあります。
�＼戸�的効果
体内で生理学的な変化が起きることによるプラスの効果です。
例えば、動物と接していると、「楽しい！」と感じます。
それは脳内で楽しいという感情の源であるドーパミンという伝達物質の分泌が増える
といわれているためです。また、動物と接している時には、リラックスした状態を
作り出す神経である副交感神経の働きが、興奮した状態を作り出す交感神経より
優位になっているといわれています。
そのため、「落ち着く」「癒される」感覚があると考えられています。
�⊃翰�学的効果
人の内面や行動に起きるプラスの効果です。
例えば、一度動物と接して楽しい経験をすると「ふかふかして気持ちよかったなあ」とか
「また会いたいなあ」というように、頭の中で動物と過ごした時を思い返すだけで、
その時経験した「楽しい！」という感情が再現されるようになります。
動物と触れ合った記憶を思い出すことで、日常生活の中で「楽しい！」という感情が
増えると、単純に抑うつ症状の改善になり、全体的な観点でみると、免疫力の向上にも
つながります。
��社会的効果
人と人との交流が円滑になる効果です。
例えば老人ホームでは、人とほとんど話さなかった入居者さんがアニマルセラピーの
一環として触れ合った犬の話題を通じて、他の入居者さんと話すようになったとか、
人間関係が希薄になりがちな震災後の仮設住宅では、犬や猫などのペットが
住民の皆さんの会話の潤滑剤になってくれるなどです。
また、動物と一緒にいることで他人に好印象を与える効果があり、その結果交流する
可能性が増えることも考えられます。
アニマルセラピーの効果や具体例は、多岐にわたっています。
お年寄りの孤独感を減少させたり、抑うつ症状を減少させたり、子どものストレスを
軽減させる効果、小児てんかんの予知や発達障害児の集中力向上にも
効果を発揮しています。
最近では猫カフェなど、動物と気楽にふれあうことが出来るようになっています。
息抜きや気分転換に、動物とふれあう時間を作ってみてはいかかでしょうか。
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