【七五三】

こんにちは、総務の柏木です。
秋から冬への移り変わりを感じる今日この頃。皆様はどうお過ごしでしょうか?

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11月に入ってから、外を出歩いていると着物を着た子供たちをよく見かけました。
自分とはあまり縁がなくなってしまい、すっかり忘れていましたが、「七五三」の季節なのだな、と気づきました。
片手には千歳飴の袋を持ち、すまして歩く姿はとても可愛いですよね。

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皆さんもご存知だと思いますが、「七五三」とは、男の子は5歳、女の子は3歳と7歳の年の11月15日に、成長を祝って神社や寺などに詣でる年中行事です。
旧暦の15日は二十八宿の鬼宿日に当たり、何事をするにも吉であるとされていました。
鬼宿日とは鬼が家にいて外に出歩かない日ということで、最良の日、縁起の良い日、とされているそうです。
また、旧暦の11月は収獲を終えてその実りを神に感謝する月であり、その月の満月の日である15日に、氏神への収穫の感謝を兼ねて子供の成長を感謝し、加護を祈るようになったそうです。

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私は千歳飴が大好きで、小さいころは年齢に関係なく千歳飴を買ってもらっていた気がします。
千歳飴は直径15mm以内、長さが1m以内の細長い飴で、紅白に染められ、鶴亀や松竹梅といった縁起のよい絵柄の千歳飴袋に入れられて、神社などで売られています。
いつまでも健やかに長生きしてほしいという願いが込められているお菓子なのだそうです。
その由来を知らずに食べていたので、それを知ったときはなるほど、と感心してしまいました

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子供の成長を祝う「七五三」。
健やかに育ちますように、という願いのこもった「千歳飴」。
その由来も含め、大切な日本文化の一つとして今後も引き継いでいければ良いな、と感じました。

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