【癒し】

皆さんこんにちは、横浜支社の笹原です。

暦のうえでは「立秋」を迎えましたが、暑さ厳しい毎日が続いております。体調管理には十分ご注意をされて、残暑を乗り切りましょう!!

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早いもので私が横浜に来て一年が経ちました。生活にも慣れ、精神的にも少しゆとりがでてきたせいか最近

「癒し」
について興味を持ち始めました。 生活にメリハリをつけて、オフの時間に
心身ともにリラックス
ができるもの、ということで
アロマセラピー
を始めてみました。

アロマセラピーはまだまだ初心者なので、これから自分なりに覚えていこうと思っていたところ、「癒し」をテーマにした講演があるのを知り、軽い気持ちで行ってきました。

その講演で緩和医療に取り組まれている黒丸尊治先生のお話を聞くことができました。緩和ケアについては「テレビで見たことがある」程度の知識しかない私にとっては、実際緩和ケアの現場でご活躍されている先生の講演が聞けたことは大変貴重な事でした。

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一般的に「緩和ケア」のイメージとしては、「治療の術もなく後は死を待つだけ」という後ろ向きな印象が強いようで、医療側と患者側と間の「緩和ケア」に対するイメージギャップが大きいとのことです。

「緩和ケア」には

安らぎと希望
が必要で、その為には身体的苦痛を和らげること、必要に応じて真実を伝えること、代替医療を積極的に取り入れること、治りたいという気持ちに寄り添うこと、場合によっては死について語り合うことが大切とおっしゃっていました。

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入院されている患者さんは、病院が生活居住であり、ただ治療すればいいというものではなく病気になったという精神的ストレスへのケアがとても重要だということを知りました。 そしてそういう患者さんこそ「癒し」が必要なんだということも

黒丸先生は代替医療として、

アロマセラピー、カラーセラピー、音楽療法、アニマルセラピー、ヒーリングタッチ、スピリチュアルケアなど
を取り入れているそうです。そしてこのような代替医療には、看護師の方とボランティアの方が中心となって活動されているとのことです

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私はそのお話を聞いて、とても恥ずかしくなりました。 私は「癒されたい」という自己中心的な気持ちしかなく、他人を「癒す」という発想がなかったのです。ボランティアの方達の活動を知り、いつか私も人のお役にたてるような「癒せる」人になりたいと思いました。

「癒し」

日々の生活に潤いを与え、無くてはならないものなんだと実感しました。

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