こんにちは。広島支店の利元です。
先週はゴールデンウイークでしたが、皆様いかが過ごされましたか？
全国的な自粛ムードによりテーマパークや遊園地では客足が前年を下回るとの予想でしたが、ＧＷは大半の施設で昨年並みか、昨年を上回る集客があったようです。自粛ムードも一服し、近場で値ごろ感のある観光地には活気が戻りつつありますね。
今回の大震災により倒産した企業数は4月6日に発表した帝国データバンクによると、４月末時点で６６社。その内、消費手控えや自粛ムードの高まりを受けた倒産が２０社と、全体の３割を占めました。倒産企業数６６社は、１９９５年の阪神・淡路大震災後１カ月半で判明した２２社に比べ３倍です。
倒産のパターン別では、得意先や仕入れ先が被災した影響などによる「間接被害型」の倒産が９割で、中でも消費自粛のあおりを受けた倒産が２０社と最も多かったのです。
この数字を見ると、自粛ムードが与える日本経済への影響の大きさがよく分かります。
当然この影響は被災地の復興活動にも大きな影響を与えます。
被災地を想う気持ちは皆さん同じだと思いますが、何が被災地にとって一番効果があるのか、復興への近道になるのか、各々で考え行動していく必要があるように感じます。
その為にも、政府には国民が迷うことなく行動できるよう、道しるべになる適切なメッセージをもっと発信して欲しいですね。
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